エフテーニチギン（1996年生、母アカイグラス）

エフテーニチギン（1996年3月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフレンチグローリー（当時10歳）と交配したアカイグラスが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）山岡牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方48戦7勝2着3回。主な勝ち鞍は2002年の神流湖特別(一般C1一)。

経歴

デビュー前

伊藤隆志厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1998年）

4月23日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は452kg。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月21日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のヘクタートランプに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

6月18日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月1日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦1勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。4着を確保した。

7月21日、中2週で迎えた5戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、3歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月30日、中7週で迎えた7戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡島玉一騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（札幌(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月7日、中5週で迎えた10戦目は、松井達也騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のミスハナウメに4馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

12月28日、中2週で迎えた11戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のシクラメン特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3歳（1999年）

1月12日、中1週で迎えた12戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松井達也騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のマロンリューチェに3/4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月6日、中3週で迎えた13戦目は、4歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松井達也騎手（2戦2勝）。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

4月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた14戦目は、4歳（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松井達也騎手（3戦2勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた15戦目は、3歳戦の若鮎特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松井達也騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のフツロルンルンに4馬身の差をつけて4勝目を奪取した。

6月1日、中2週で迎えた16戦目は、3歳戦の若武者特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松井達也騎手（5戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったフツロルンルンから半馬身差の2着に敗北した。

8月2日、中8週で迎えた17戦目は、3歳戦の若武者特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松井達也騎手（6戦3勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったランズランから4馬身差の2着となった。

10月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた18戦目は、中津峡特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で松井達也騎手（7戦3勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた19戦目は、3歳ハンデ地方重賞のゴールドカップ（浦和ダート2000m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で松井達也騎手（8戦3勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

12月14日、中5週で迎えた20戦目は、マルチホース特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で松井達也騎手（9戦3勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

4歳（2000年）

1月2日、中2週で迎えた21戦目は、一般B3二（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で松井達也騎手（10戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月3日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、小林真治騎手を鞍上に迎えて、狭山湖特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月25日、中2週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた23戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般B3五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

9月4日、中0週で迎えた24戦目は、一般B3二（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

10月10日、中4週で迎えた25戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、一般B3（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた26戦目は、ハンデ戦のオクトーバー特別（船橋ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は松井達也騎手（11戦3勝）。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。

11月22日、中3週で迎えた27戦目は、秋夕特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小林真治騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

5歳（2001年）

6月14日、約7か月の休み明けで迎えた28戦目は、美の山特別（浦和ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林真治騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた29戦目は、麻綿原特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林真治騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

7月18日、中2週で迎えた30戦目は、一般C1二ア（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で小林真治騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、4着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた31戦目は、宝登山特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林真治騎手（5戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた32戦目は、盆おどり特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小林真治騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた33戦目は、秋ケ瀬特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

10月3日、中3週で迎えた34戦目は、爽秋特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1二ア（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスピードパンチを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って久々に勝ち星を挙げた。

11月9日、中2週で迎えた36戦目は、円良田湖特別（浦和ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木啓之騎手（4戦1勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

11月23日、中1週で迎えた37戦目は、トパーズ特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木啓之騎手（5戦1勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

12月3日、中0週で迎えた38戦目は、一般B3二（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木啓之騎手（6戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったスピードパンチに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

12月30日、中3週で迎えた39戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、年忘れ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6歳（2002年）

1月17日、中2週で迎えた40戦目は、神流湖特別（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（7戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のペルジノスターに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

2月8日、中2週で迎えた41戦目は、一般B3三（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（8戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るタルマエジローを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

3月5日、中3週で迎えた42戦目は、ハンデ戦の春月賞（大井ダート1790m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（9戦3勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

4月5日、中3週で迎えた43戦目は、卯月特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木啓之騎手（10戦3勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

6月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた44戦目は、工藤伸輔騎手を鞍上に迎えて、雁坂特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。

7月19日、中3週で迎えた45戦目は、パームツリー賞（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で工藤伸輔騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた46戦目は、大麻生特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で工藤伸輔騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた47戦目は、野口正宏騎手を鞍上に迎えて、サタデーナイト賞（大井ダート1790m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた48戦目は、秋遅草特別（浦和ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で野口正宏騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

11月13日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた49戦目は、橋本直哉騎手を鞍上に迎えて、狭山湖特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。