タツノマッハ（2018年生、母ジョーパルカ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、斉藤政志から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、三河辰巳によって453.6万円で落札された。

2歳（2020年）

8月11日、デビュー戦は桜井光輔騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は459kg。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のミュークレグルスに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月16日、中4週で迎えた2戦目は、2歳戦のシャイニングトレジャー賞（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桜井光輔騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

12月17日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、2歳オープンの川崎ジュニアオープン（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桜井光輔騎手（2戦1勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい7着に終わった。

3歳（2021年）

1月1日、中1週で迎えた4戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の2021幕開け特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握り、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず6着に終わった。

1月26日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦のテンポラーレ特別（川崎ダート900m 晴/重）に出走。鞍上は桜井光輔騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のファイティングスピリットで最後まで踏ん張ったが、抜け出したホワイトプレインズにアタマ差届かず2着となった。

3月4日、中4週で迎えた6戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のミストラル特別（川崎ダート900m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

4月7日、中4週で迎えた7戦目は、3歳戦のクロッカススプリント（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は桜井光輔騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のアルコバレーノ賞（川崎ダート900m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で桜井光輔騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。

7月28日、約3か月半の休み明けで迎えた9戦目は、はだの丹沢クライミングパーク賞（川崎ダート900m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で桜井光輔騎手（6戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のサンエイロードを3/4馬身振り切って制した。

8月31日、中4週で迎えた10戦目は、紅蓮賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で桜井光輔騎手（7戦2勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた11戦目は、蒼穹賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で桜井光輔騎手（8戦2勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

10月12日、中3週で迎えた12戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、愛川レッドカーペット杯オータム（川崎ダート900m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

11月8日、中3週で迎えた13戦目は、快翔賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のフライトゥザムーンを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

12月15日、中4週で迎えた14戦目は、開設11周年記念ジョイホース横浜賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るプリモパイソンを半馬身差し切って制した。

4歳（2022年）

4月6日、約3か月半の休養明けで迎えた15戦目は、勇気凛凛賞（川崎ダート900m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったタイセイシャイニーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

5月19日、中5週で迎えた16戦目は、北条五代PR賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で和田譲治騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

6月15日、中3週で迎えた17戦目は、一騎当千賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で和田譲治騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで敢闘したが、勝ったアスカリに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

7月8日、中2週で迎えた18戦目は、夏だ!綾瀬だ!菜速あやせコーン杯（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で和田譲治騎手（6戦2勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るプリモジョーカーを半馬身差し切って5勝目を獲得した。

8月1日、中2週で迎えた19戦目は、快刀乱麻賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で和田譲治騎手（7戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天資のガッツでゴールまで力戦したが、3着に終わった。

8月26日、中3週で迎えた20戦目は、やまなみ五湖「宮ケ瀬湖」「奥相模湖」賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で和田譲治騎手（8戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

9月16日、中2週で迎えた21戦目は、かわさきジャズ&かわさきミュートン記念（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は桜井光輔騎手（9戦2勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、抜け出したファントムバレットを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

10月12日、中3週で迎えた22戦目は、才華爛発賞（川崎ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は和田譲治騎手（9戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

5歳（2023年）

2月1日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた23戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、竜虎相博賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、勝ったアスカリにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

3月1日、中3週で迎えた24戦目は、景星鳳凰賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では生得の持久力で渋太く末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のマッドシェリーをクビ差振り切って6勝目を掴み取った。

4月7日、中4週で迎えた25戦目は、疾風迅雷賞（川崎ダート900m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

5月16日、中5週で迎えた26戦目は、スパーキングスプリントチャレンジ選（川崎ダート900m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

6月14日、中3週で迎えた27戦目は、一騎当千賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は桜井光輔騎手（10戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

10月12日、約4か月の休養明けで迎えた28戦目は、柿生スプリント（川崎ダート900m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で桜井光輔騎手（11戦2勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

11月10日、中3週で迎えた29戦目は、疾風怒濤賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に敗れた。

11月28日、中2週で迎えた30戦目は、ホトトギススプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（10戦3勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

12月20日、中2週で迎えた31戦目は、カトレアスプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（11戦3勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい11着に終わった。

6歳（2024年）

1月5日、中1週で迎えた32戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、活火激発賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、コウギョウブライトにアタマ差交わされて2着となった。

1月29日、中2週で迎えた33戦目は、唯我独尊賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

3月13日、中5週で迎えた34戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、景星鳳凰賞（川崎ダート900m 晴/重）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

4月5日、中2週で迎えた35戦目は、疾風迅雷賞（川崎ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

5月6日、中3週で迎えた36戦目は、スパーキングスプリントチャレンジ（川崎ダート900m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は野畑凌騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。