ヤマジュンオー（1989年生、母リバーラス）

ヤマジュンオー（1989年6月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヤマニンスペキュラ（当時9歳）と交配したリバーラスが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は山口幸雄。戦績は、地方37戦12勝2着5回。1998年の開設70周年記念(ハンデ地方重賞)に勝利した他、1998年のサラブレッド大賞典(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

栗田繁厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1991年）

11月17日、デビュー戦は久保田信之騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は469kg。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったエムジーボーイから2馬身差の2着に敗北した。

12月4日、中1週で迎えた2戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のリーリーリーに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1992年）

1月20日、中6週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木竹見騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったニッケイテイオーからクビ差の2着に惜敗した。

4月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳戦の菜の花特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木竹見騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のリュウハツカゼに1馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

4歳（1993年）

6月28日、約14か月半の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた5戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1200m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のシローデオールに3馬身の差をつけて休み明けの一戦を制した。

7月16日、中2週で迎えた6戦目は、一般C1三四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のエムジイキャノンズに1馬身の差をつけて制した。

8月16日、中3週で迎えた7戦目は、一般B3四（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のコガネグラスに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月13日、中3週で迎えた8戦目は、一般B3一（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は佐々木竹見騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のホーンイチに3/4馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

10月7日、中2週で迎えた9戦目は、シューティングスター賞（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のエルカーサコスモに2馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

10月29日、中2週で迎えた10戦目は、スターサファイア賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（4戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のインディーボーイをクビ差制して圧巻の7連勝を決めた。

12月10日、中5週で迎えた11戦目は、ロイヤルカップ（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は佐々木竹見騎手（4戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月31日、中2週で迎えた12戦目は、グローリーカップ（大井ダート2000m 雨/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（5戦5勝）。15頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のキングテーストに4馬身の差をつけて制した。

5歳（1994年）

1月31日、中3週で迎えた13戦目は、ウインターカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（6戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のニッポーハヤブサに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月14日、中9週で迎えた14戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、エキサイティングナイト賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったグローリータイガーからハナ差の2着に甘んじた。

5月4日、中2週で迎えた15戦目は、かしわ記念（船橋ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（7戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラハイスピードに3/4馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

6月23日、中6週で迎えた16戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、大井記念（大井ダート2500m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。12着に敗れた。

7月28日、中4週で迎えた17戦目は、関東盃（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月5日、中9週で迎えた18戦目は、NTV盃（船橋ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（8戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月23日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、全日本サラブレッドカップ（笠松ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（9戦8勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6歳（1995年）

4月14日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から9kg絞って迎えた20戦目は、澤佳宏騎手を鞍上に迎えて、エキサイティングナイト賞（大井ダート1800m 雨/重）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月24日、中5週で迎えた21戦目は、マイルグランプリ（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で澤佳宏騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。13着に終わった。

7歳（1996年）

12月28日、約19か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた22戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、勝島オープン（大井ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

8歳（1997年）

1月16日、中2週で迎えた23戦目は、東京シティ盃（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。12着に終わった。

2月6日、中2週で迎えた24戦目は、立春特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月27日、中2週で迎えた25戦目は、金盃（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（3戦0勝）。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月26日、中3週で迎えた26戦目は、TV埼玉杯（浦和ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた27戦目は、地方重賞のマイルグランプリ（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山口勲騎手（5戦0勝）。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月21日、中5週で迎えた28戦目は、地方重賞の大井記念（大井ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山口勲騎手（6戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。12着に終わった。

7月13日、中7週で迎えた29戦目は、山田寿雄騎手を鞍上に迎えて、A1（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月7日、約5か月の休み明けで迎えた30戦目は、岩本清隆騎手を鞍上に迎えて、サラブレッド大賞典トライアル（荒尾ダート1900m 雨/不良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた31戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、A1（荒尾ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったエビスリベロから4馬身差の2着となった。

9歳（1998年）

1月4日、中1週で迎えた32戦目は、地方重賞のサラブレッド大賞典（荒尾ダート2500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた33戦目は、一般A1（荒尾ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉留孝司騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた34戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、一般A1（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月8日、中4週で迎えた35戦目は、吉田隆三騎手を鞍上に迎えて、一般A1（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったエビスリベロから2馬身半差の2着に敗北した。

3月29日、中2週で迎えた36戦目は、ハンデ地方重賞の開設70周年記念（荒尾ダート2150m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆三騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のシンコウストロングに1馬身の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

4月18日、中2週で迎えた37戦目は、高岳特設（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆三騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。