スカイディクター（1987年生、母ルピートウショウ）

スカイディクター（1987年4月3日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーザンディクテイター（当時13歳）と交配したルピートウショウが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）金成吉田牧場。戦績は、中央平地18戦1勝2着1回、地方31戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は1990年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

成宮明光厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1989年）

12月3日、デビュー戦は蛯沢誠治騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は474kg。15頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

3歳（1990年）

1月13日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で蛯沢誠治騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

1月28日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で蛯沢誠治騎手（3戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るショーガールを豪快な末脚で交わし去り、最後は7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月18日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定4歳500万下のうぐいす賞（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で蛯沢誠治騎手（4戦1勝）。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定4歳500万下の桃花賞（中山芝1600m 外回り曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で蛯沢誠治騎手（5戦1勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では強靭な末脚を披露し、3着に入り込んだ。

3月24日、中2週で迎えた7戦目は、4歳500万下のもくれん賞（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で蛯沢誠治騎手（6戦1勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

4月21日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、4歳500万下の新緑賞（東京芝2200m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で蛯沢誠治騎手（7戦1勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた9戦目は、4歳500万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で蛯沢誠治騎手（8戦1勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に終わった。

6月10日、中3週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳500万下（東京芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で蛯沢誠治騎手（9戦1勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で猛進したが、勝ったバイエルにねじ伏せられてアタマ差の2着となった。

8月5日、中7週で迎えた11戦目は、小島太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた12戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の立待岬特別（函館ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下の渡島特別（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の仁山特別（函館芝1800m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で的場均騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

9月22日、連闘で迎えた15戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館芝1800m 曇/重）に出走。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

4歳（1991年）

1月12日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた16戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1800m 雪/良）に出走。鞍上は蛯沢誠治騎手（10戦1勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

2月17日、中4週で迎えた17戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手（11戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず最後はチーフサンイツと並んで4着同着となった。

3月2日、中1週で迎えた18戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯沢誠治騎手（12戦1勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。

5月7日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた19戦目は、白坂省吾騎手を鞍上に迎えて、C1ハ（中京(地)ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったノワケターフから半馬身差の2着に敗北した。

5月22日、中1週で迎えた20戦目は、C1ニ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で白坂省吾騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた21戦目は、C1ニ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で白坂省吾騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のトモエダイヤに1馬身半の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

6月20日、中1週で迎えた22戦目は、井手上慎一騎手を鞍上に迎えて、B2ハ（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパーサークルから4馬身差の2着に敗北した。

7月16日、中3週で迎えた23戦目は、B2ハ（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で井手上慎一騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた24戦目は、B2ロ（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で井手上慎一騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月9日、中9週で迎えた25戦目は、B2ハ（中京(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で井手上慎一騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイアラシに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月14日、連闘で迎えた26戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、B2イ（中京(地)ダート1700m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のマスタマインドに半馬身の差をつけて勝利をモノにする

11月2日、中2週で迎えた27戦目は、スポニチ杯（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は井手上慎一騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月29日、中3週で迎えた28戦目は、ピラカンサ特別（名古屋ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で井手上慎一騎手（5戦1勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月9日、中0週で迎えた29戦目は、エリカ特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で井手上慎一騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月26日、中1週で迎えた30戦目は、さざんか特別（名古屋ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で井手上慎一騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5歳（1992年）

1月7日、中1週で迎えた31戦目は、初春特別（名古屋ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で井手上慎一騎手（8戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスターグランデイからクビ差の2着に惜敗した。

2月2日、中3週で迎えた32戦目は、シクラメン特別（名古屋ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で井手上慎一騎手（9戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月16日、中1週で迎えた33戦目は、紅梅特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で井手上慎一騎手（10戦1勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月3日、中1週で迎えた34戦目は、B1（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で井手上慎一騎手（11戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月24日、中6週で迎えた35戦目は、下窪道盛騎手を鞍上に迎えて、B1（名古屋ダート1800m 雨/良）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月4日、中0週で迎えた36戦目は、B12ロ（中京(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は井手上慎一騎手（12戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のノワケターフに3/4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月12日、連闘で馬体重を前走から10kg増やして迎えた37戦目は、カーネーション特別（中京(地)芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井手上慎一騎手（13戦2勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月8日、中3週で迎えた38戦目は、かきつばた特別（名古屋ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で井手上慎一騎手（14戦2勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月22日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた39戦目は、あさがお特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で井手上慎一騎手（15戦2勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた40戦目は、はまゆう特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で井手上慎一騎手（16戦2勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月11日、中8週で迎えた41戦目は、白菊特別（中京(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で井手上慎一騎手（17戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月19日、連闘で迎えた42戦目は、稲穂特別（中京(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で井手上慎一騎手（18戦2勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒロノアスターから1馬身半差の2着となった。

11月16日、中3週で迎えた43戦目は、黄菊特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で井手上慎一騎手（19戦2勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた44戦目は、ピラカンサ特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で井手上慎一騎手（20戦2勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月10日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた45戦目は、水仙特別（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で井手上慎一騎手（21戦2勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6歳（1993年）

1月7日、中3週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた46戦目は、初春特別（名古屋ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で井手上慎一騎手（22戦2勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた47戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、万両特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた48戦目は、B1（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は井手上慎一騎手（23戦2勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月16日、中1週で迎えた49戦目は、紅梅特別（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で井手上慎一騎手（24戦2勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。