ジョージバンダ（1996年生、母ラッキーアルテミス）

ジョージバンダ（1996年5月28日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のミルジヨージ（当時21歳）と交配したラッキーアルテミスが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は中田英樹。戦績は、地方40戦13勝2着1回。1999年のしもつけオークス(牝地方重賞)に勝利した他、1999年のしもつけ菊花賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中田英樹から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、主取によって円で落札された。同年、中田英樹から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、中村畜産によって367.5万円で落札された。

長島康男厩舎（足利）へ入厩。

2歳（1998年）

11月18日、デビュー戦は長島茂夫騎手を鞍上に据えて、3歳（足利ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は465kg。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月28日、中0週で迎えた2戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長島茂夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のカヌマヘルシャムに半馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月15日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長島茂夫騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のプロシードクラークに1馬身半の差をつけて制した。

3歳（1999年）

1月10日、中3週で迎えた4戦目は、4歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長島茂夫騎手（3戦2勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月3日、中2週で迎えた5戦目は、4歳（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で長島茂夫騎手（4戦2勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のファーストランナーをアタマ差制して3勝目を獲得した。

3月1日、中3週で迎えた6戦目は、4歳（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で長島茂夫騎手（5戦3勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月24日、中2週で迎えた7戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、4歳（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のアヤノオージに1馬身半の差をつけて4勝目を獲得した。

4月26日、中4週で迎えた8戦目は、4歳（足利ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は長島茂夫騎手（6戦3勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月16日、中2週で迎えた9戦目は、4歳（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は早川順一騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月13日、中3週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳戦のシンデレラ特別（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のミスシャンハイに5馬身の差をつけて5勝目を奪取した。

7月11日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦のコチョウラン特別（足利ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で早川順一騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のカネシンスピリアに1馬身の差をつけて6勝目を掴み取った。

8月10日、中3週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳戦の白百合特別（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で早川順一騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のグレシアンヨーコーに3/4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月15日、中4週で迎えた13戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のしもつけオークス（宇都宮ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で早川順一騎手（5戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のダストリバーに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

10月11日、中3週で迎えた14戦目は、3歳戦の中秋特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で早川順一騎手（6戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のケーオーボーイをアタマ差制して怒涛の5連勝を決めた。

11月7日、中3週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞のしもつけ菊花賞（宇都宮ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で早川順一騎手（7戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月28日、中2週で迎えた16戦目は、西川田牝馬特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で早川順一騎手（8戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月28日、中3週で迎えた17戦目は、ディッセンバー特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で早川順一騎手（9戦6勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（2000年）

1月31日、中4週で迎えた18戦目は、チドリ特別（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で早川順一騎手（10戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のクラノコウテイをクビ差制して優勝

2月26日、中3週で迎えた19戦目は、アメジスト特別（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で早川順一騎手（11戦7勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月21日、中2週で迎えた20戦目は、さくら草特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で早川順一騎手（12戦7勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のホオエイスペクターをクビ差制して勝利数を11に伸ばす

4月22日、中4週で迎えた21戦目は、ダイヤモンド特別（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で早川順一騎手（13戦8勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月15日、中2週で迎えた22戦目は、春りんどう特別（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で早川順一騎手（14戦8勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月18日、中4週で迎えた23戦目は、ほうせんか特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は長島茂夫騎手（7戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のショウワルーキーに1馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

7月15日、中3週で迎えた24戦目は、高橋和宏騎手を鞍上に迎えて、文月特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月20日、中4週で迎えた25戦目は、葉月特別（宇都宮ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は長島茂夫騎手（8戦4勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた26戦目は、長月特別（宇都宮ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は高橋和宏騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月9日、中4週で迎えた27戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の稲穂賞（足利ダート1800m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月5日、中3週で迎えた28戦目は、穂の香特別（宇都宮ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は高橋和宏騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月2日、中3週で迎えた29戦目は、牝馬限定戦の西川田牝馬特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は早川順一騎手（15戦8勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のニッシヘラに1馬身半の差をつけて優勝

5歳（2001年）

1月10日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた30戦目は、せんりょう特別（宇都宮ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（16戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた31戦目は、銀嶺特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は高橋和宏騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスターホクトオーからアタマ差の2着となった。

2月25日、中4週で迎えた32戦目は、うぐいす特別（足利ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は早川順一騎手（17戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月18日、中2週で迎えた33戦目は、おひつじ座特別（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は高橋和宏騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月8日、中2週で迎えた34戦目は、地方重賞のカネユタカオー記念（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋和宏騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた35戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、卯月特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月13日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた36戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、日本軽種馬協会特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月9日、中7週で迎えた37戦目は、さるふつホタテ特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた38戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの登別地獄祭り特別（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた39戦目は、日本農業新聞特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた40戦目は、芽室メークイン特別（旭川ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。