シャイニーデューク（2019年生、母ブライティアパルス）

シャイニーデューク（2019年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+公爵(西)」。毛色は鹿毛。種牡馬のリオンディーズ（当時6歳）と交配したブライティアパルスが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は雅牧場。2024年のスプリント特別(一般)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

佐々木由則厩舎（岩手）へ入厩。

3歳（2022年）

9月12日、デビュー戦は塚本涼人騎手を鞍上に据えて、3歳C2五（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は513kg。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた2戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、3歳C2四（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のシエラメンテに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

デビュー前

佐々木由則厩舎（岩手）へ入厩。

10月10日、デビュー戦は山本聡哉騎手を鞍上に据えて、テレトラック石鳥谷1周年記念（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての大外8番ゲートからスタート。出走取消となった。

10月30日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、一般C2五（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では卓抜な伸び脚で驀進したが、クイーンオブロードに半馬身交わされて2着に敗北した。

11月14日、中1週で迎えた4戦目は、一般C2五（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るビクロイを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

11月29日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（3戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るキセキノホシを交わし去り、最後は2馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

12月13日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で山本聡哉騎手（4戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のティアーズインロゼに1馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

4歳（2023年）

1月3日、中2週で迎えた7戦目は、C2一組（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山本聡哉騎手（5戦4勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアローゴールドに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月22日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg減らして迎えた8戦目は、小林勝太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。15頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上1勝クラス（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林勝太騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は垂れてしまい12着に終わった。

6月4日、中3週で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小林勝太騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く14着に終わった。

5歳（2024年）

3月10日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた11戦目は、サンダーソニア賞（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は塚本涼人騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

4月8日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた12戦目は、一般B2（水沢ダート850m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本涼人騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のウインラザンツに6馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月23日、中1週で迎えた13戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、一般B2（水沢ダート850m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るエコロウォーリアを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月20日、中3週で迎えた14戦目は、夢・希望未来へ前進（盛岡ダート1000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は塚本涼人騎手（3戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったアブシンスに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

6月3日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた15戦目は、一般B1（水沢ダート850m 小雨/不良）に出走。鞍上は岩本怜騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のアブシンスに4馬身の差をつけて8勝目を獲得した。

6月17日、中1週で迎えた16戦目は、ネモフィラ賞（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

7月16日、中3週で迎えた17戦目は、一般B1（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩本怜騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

8月14日、中3週で迎えた18戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、楽天競馬×楽天モバイル賞（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月10日、中3週で迎えた19戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般B1（水沢ダート850m 晴/良）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエコロウォーリアを途轍もない末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

10月15日、中4週で迎えた20戦目は、スプリント特別（盛岡ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は岩本怜騎手（4戦2勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、ユイノダンディズムに交わされて2馬身半差の2着となった。

デビュー前

佐々木由則厩舎（岩手）へ入厩。

10月28日、デビュー戦は岩本怜騎手を鞍上に据えて、スプリント特別（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての7番ゲートからスタート。出走取消となった。