サッカーキング（2000年生、母ツキノマイヒメ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、吉田牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、吉田牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場され、木村龍彦によって315万円で落札された。2歳のとき、新生ファームから「プレミア2歳トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、木村龍彦によって861万円で落札された。

八木仁厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2002年）

12月26日、デビュー戦は酒井忍騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート900m 晴/重）に出走。馬体重は467kg。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

3歳（2003年）

1月8日、中1週で迎えた2戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったロイヤルシーホークに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

1月29日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエスプリブラックを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月25日、約6か月の休み明けで迎えた4戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に敗れた。

8月14日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて、最後は2着のマニーエクスプレスを3/4馬身振り切って2勝目を獲得した。

8月24日、中0週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のキョウエイラドニャに1馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

9月26日、中2週で迎えた8戦目は、一般C1八九（大井ダート1590m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（4戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして、最後は2着のドンピエールをハナ差振り切って先頭ゴールを果たした。

10月10日、中1週で迎えた9戦目は、一般C1五六（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で内田博幸騎手（5戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月28日、中6週で迎えた10戦目は、一般C1四（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で内田博幸騎手（6戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

12月29日、中3週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた11戦目は、ウインターテール賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で内田博幸騎手（7戦3勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、4着に終わった。

4歳（2004年）

1月8日、中0週で迎えた12戦目は、若水特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で内田博幸騎手（8戦3勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

1月20日、中1週で迎えた13戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

3月16日、中7週で迎えた14戦目は、一般C1四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のミツアキザウルスに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月11日、中3週で迎えた15戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、かんむり座特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた16戦目は、おおいぬ座特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（2戦1勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったクリダンサスに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

5月23日、中3週で迎えた17戦目は、こいぬ座特別（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったピンクキューティに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

6月14日、中2週で迎えた18戦目は、一般B3四（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

6月29日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた19戦目は、一般B3三（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（5戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

8月7日、中5週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた20戦目は、こぎつね座特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では強靭な末脚を披露し、3着に入った。

8月18日、中1週で迎えた21戦目は、ハンデ戦のカノープス賞（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（6戦1勝）。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

9月15日、中3週で迎えた22戦目は、ハーベストムーン賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（7戦1勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた23戦目は、レミニス賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた24戦目は、一般B3四（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

11月24日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般A4（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

12月16日、中2週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた26戦目は、一般A6 B3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマヤノカチドキを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

12月29日、中1週で迎えた27戦目は、一般A4 B3（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。