ヤマチョウヴォイス（2016年生、母セイカパンジー）

ヤマチョウヴォイス（2016年3月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋声」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のディープブリランテ（当時7歳）と交配したセイカパンジーが23歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はシンユウフアーム。主な勝ち鞍は2018年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、シンユウファームから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

相沢郁厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

6月16日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

7月15日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

10月20日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

11月10日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石川裕紀人騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はラインコマンダーと並んで2着同着となった。

12月2日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川裕紀人騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一寸刻みに前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のニシノドレッシーをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

12月22日、中2週で迎えた6戦目は、2歳オープンのクリスマスローズステークス（中山芝1200m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で石川裕紀人騎手（3戦1勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

3歳（2019年）

1月14日、中2週で迎えた7戦目は、3歳500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石川裕紀人騎手（4戦1勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい11着に敗れた。

2月2日、中2週で迎えた8戦目は、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は6戦連続で石川裕紀人騎手（5戦1勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。

4月13日、中9週で迎えた9戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の雪うさぎ賞（福島芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバテてしまい13着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた10戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のゆきつばき賞（新潟芝1200m 小雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。

6月30日、中8週で迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（函館ダート1000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は石川裕紀人騎手（6戦1勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

7月27日、中3週で迎えた12戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はバタバタになってしまい16着に終わった。

11月2日、約3か月半の休養明けで迎えた13戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線ではいいところがなく8着に終わった。

11月9日、連闘で迎えた14戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林凌大騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

4歳（2020年）

2月1日、約3か月の間隔を開けて迎えた15戦目は、4歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は石川裕紀人騎手（7戦1勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

4月12日、中9週で迎えた16戦目は、4歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は小林凌大騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

7月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた17戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（函館ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はバテてしまい12着に終わった。

8月27日、中7週で迎えた18戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般C1一二三（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

9月17日、中2週で迎えた19戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般C1一二三（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた20戦目は、古岡勇樹騎手を鞍上に迎えて、旨い今夜は菊池・栗ご飯!（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた21戦目は、斬撃賞（川崎ダート900m 雨/重）に出走。鞍上は町田直希騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。

5歳（2021年）

1月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた22戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、一般C3（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

8月4日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた23戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のスズカペンダントをアタマ差振り切って久方ぶりの一戦を物にした。

8月20日、中1週で迎えた24戦目は、油ヶ淵特別（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のオメガレイスターに1馬身半の差をつけて3勝目を手中に収めた。

9月3日、中1週で迎えた25戦目は、鳴沢の滝特別（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（2戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

10月1日、中3週で迎えた26戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、八曽滝特別（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のタマノシュシュに1馬身半の差をつけて優勝

10月13日、中1週で迎えた27戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は今井貴大騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のグレートコマンダーを半馬身振り切って優勝

11月1日、中2週で迎えた28戦目は、加藤誓二騎手を鞍上に迎えて、さそり座特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で驀進したが、伸びてきたアークフリゲート決め手に屈して半馬身差の2着となった。

11月15日、中1週で迎えた29戦目は、ピーコック特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤誓二騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた30戦目は、へびつかい座特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（4戦3勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って9着に敗れた。

12月8日、連闘で迎えた31戦目は、リゲル特別（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（5戦3勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた32戦目は、ルクバト特別（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は加藤誓二騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

6歳（2022年）

2月28日、中9週で迎えた33戦目は、マルカブ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（1戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったユウアメリカンに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

3月8日、連闘で迎えた34戦目は、うお座特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

4月11日、中4週で迎えた35戦目は、一般B3（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（6戦3勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、テイエムクイーンに交わされて1馬身半差の2着となった。

4月21日、中0週で迎えた36戦目は、一般B3（名古屋ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（7戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた37戦目は、一般B3（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（8戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた38戦目は、木之前葵騎手を鞍上に迎えて、一般B3（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

6月8日、中2週で迎えた39戦目は、一般B3（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は今井貴大騎手（9戦3勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた40戦目は、アクベンス特別（名古屋ダート1700m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（10戦3勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた41戦目は、一般B3（名古屋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（11戦3勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた42戦目は、一般B4（名古屋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は木之前葵騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず4着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた43戦目は、一般B4（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（12戦3勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月14日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた44戦目は、秋風賞（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は木之前葵騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

11月11日、中3週で迎えた45戦目は、一般B7（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入り込んだ。

11月24日、中1週で迎えた46戦目は、一般B6（名古屋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は今井貴大騎手（13戦3勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のクジラをハナ差振り切って6勝目をつかんだ。

12月2日、連闘で迎えた47戦目は、一般B7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（14戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るカルチェリノイオリを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

7歳（2023年）

1月2日、中3週で迎えた48戦目は、新春盃（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

1月30日、中3週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた49戦目は、サダルメリク特別（名古屋ダート1500m 小雨/良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（15戦5勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

2月6日、連闘で馬体重を前走から16kg絞って迎えた50戦目は、一般B3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月27日、中2週で迎えた51戦目は、プロキオン特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（16戦5勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

3月14日、中1週で迎えた52戦目は、マルカブ特別（名古屋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（17戦5勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

4月11日、中3週で迎えた53戦目は、一般B4（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（6戦1勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のサンデーグラスをクビ差振り切って8勝目を奪取した。

5月2日、中2週で迎えた54戦目は、おうし座特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（7戦2勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き8着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた55戦目は、一般B3（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（18戦5勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた56戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、外崎椋介・美波結婚記念杯（名古屋ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

11月9日、約5か月半の休み明けで迎えた57戦目は、一般B9（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（19戦5勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

12月1日、中2週で迎えた58戦目は、一般B7（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（8戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったヴォランテに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

12月11日、中0週で迎えた59戦目は、B8組（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（20戦5勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のエンドオブウォーに1馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

12月20日、連闘で迎えた60戦目は、シリウス特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（21戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバテてしまい8着に敗れた。

8歳（2024年）

1月16日、中3週で迎えた61戦目は、一般B3（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（22戦6勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた62戦目は、一般B4（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今井貴大騎手（23戦6勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

2月20日、中2週で迎えた63戦目は、一般B5（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で今井貴大騎手（24戦6勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

3月13日、中2週で迎えた64戦目は、一般B4（名古屋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は木之前葵騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦し、4着を確保した。

4月11日、中3週で迎えた65戦目は、一般B6（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（25戦6勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた66戦目は、アジア・アジアパラ応援1（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（26戦6勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。