アクベンス特別

レース展開

マルグレーテが集団をリードする形、直後の位置にタミルナードゥが続く

主導権を奪ったのはマルグレーテ。後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にタミルナードゥが続く。続いて、ラティが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはリュウセイオジョウ。その1馬身後ろ、ヴァーツラフは中団前寄り。ヤマチョウヴォイスは中団馬群の丁度真ん中を追走。ヴェッツラーは中団後方の位置。マルブツハーモニーは後方4番手に待機して前方各馬の動きを静観。後方3番手で折り合い重視で運ぶのはモズリュウオウ。後方2番手の位置でじっと我慢して末脚を温存するのはヘーメル。最後方にゴラッソゴールがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アクベンス特別、タミルナードゥが負けじ魂を発揮してゴール前の熾烈な闘いを頭差でモノにする

先頭はタミルナードゥでリードは1馬身。単独の2番手にマルグレーテが続く。そのすぐ後ろ、ラティが3番手。1馬身離れて、ヴェッツラーが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭を走るタミルナードゥ。そのままタミルナードゥが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後はグングンと追い迫った1番人気のマルブツハーモニーをアタマ差で凌ぎ切り勝利を収めた。2着のマルブツハーモニーから1馬身半差の3着には、最後方の位置からキレのいい末脚を発揮したモズリュウオウが入った。そこからクビ差遅れた4着には、中団後方で直線を迎えた11番人気のリュウセイオジョウが入線した。2番人気のヴェッツラーは先行勢の後ろにいたがいいところなく5着に敗れた。