ヤマノオーシャン(1999年生、母ヨーシーキャロル)
Yamano Ocean
1999.04.13
ヤマノオーシャン(1999年4月13日)は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のトロメオ(当時19歳)と交配したヨーシーキャロルが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は海馬沢 明。戦績は、地方30戦7勝。主な勝ち鞍は2001年の2歳。
経歴
デビュー前
海馬沢司厩舎(浦和)へ入厩。
2歳(2001年)
11月9日、デビュー戦は見沢譲治騎手を鞍上に据えて、2歳(浦和ダート800m 雨/重)に出走。馬体重は531kg。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のフツロタイカンに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。
3歳(2002年)
10月9日、約11か月の休養明けで迎えた2戦目は、3歳(浦和ダート1400m 曇/重)に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手(1戦1勝)。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく11着に敗れた。
11月11日、中4週で迎えた3戦目は、3歳(浦和ダート1400m 晴/良)に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で見沢譲治騎手(2戦1勝)。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく11着に敗れた。
12月24日、中5週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた4戦目は、前住和寿騎手を鞍上に迎えて、3歳(川崎ダート1500m 曇/重)に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では速い脚を使えず12着に終わった。
4歳(2003年)
1月10日、中1週で迎えた5戦目は、ハンデ戦の一般C2九 C3一(川崎ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で前住和寿騎手(1戦0勝)。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。
1月30日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、一般C2七八(川崎ダート1400m 晴/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で前住和寿騎手(2戦0勝)。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。
2月28日、中3週で迎えた7戦目は、山林堂信彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九(川崎ダート1500m 晴/良)に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。
3月31日、中3週で迎えた8戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八(川崎ダート1400m 晴/良)に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。
4月18日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2十(川崎ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手(1戦0勝)。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。
5月2日、中1週で迎えた10戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C2六ア(船橋ダート1500m 晴/良)に出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のセイワカシオペアを3/4馬身振り切って久々に勝利を挙げた。
5月16日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2(大井ダート1590m 内回り 曇/不良)に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手(1戦1勝)。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。
6月3日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2三ア(船橋ダート1500m 晴/重)に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手(2戦1勝)。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のブライアンズガールに2馬身の差をつけて3勝目を奪取した。
6月13日、中0週で迎えた13戦目は、夕凪特別(川崎ダート1600m 晴/重)に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手(3戦2勝)。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。
6月30日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2一ア(船橋ダート1600m 晴/重)に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手(4戦2勝)。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のフジダイアナを半馬身振り切って4勝目を挙げた。
7月14日、中1週で迎えた15戦目は、ハンデ戦のカーネリアン特別(船橋ダート1600m 曇/不良)に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手(5戦3勝)。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に敗れた。
8月5日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2一(船橋ダート1600m 雨/稍重)に出走。鞍上は7戦連続で今野忠成騎手(6戦3勝)。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアビイオネスを途轍もない末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。
8月19日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1四五(川崎ダート1500m 曇/重)に出走。鞍上は8戦連続で今野忠成騎手(7戦4勝)。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。
10月16日、中7週で迎えた18戦目は、一般C1五六(浦和ダート1400m 晴/稍重)に出走。鞍上は9戦連続で今野忠成騎手(8戦4勝)。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のリガメントミライを半馬身振り切って6勝目を挙げた。
10月30日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた19戦目は、一般C1三(川崎ダート1500m 晴/稍重)に出走。鞍上は10戦連続で今野忠成騎手(9戦5勝)。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。
5歳(2004年)
3月30日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から8kg絞って迎えた20戦目は、一般C1五六(川崎ダート1500m 雨/重)に出走。鞍上は前住和寿騎手(3戦0勝)。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り9着に終わった。
4月28日、中3週で迎えた21戦目は、一般C1五六(川崎ダート1600m 晴/重)に出走。鞍上は今野忠成騎手(10戦5勝)。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。
5月7日、連闘で迎えた22戦目は、秋田実騎手を鞍上に迎えて、一般C1四(船橋ダート1600m 晴/良)に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のタヤスウォークライをアタマ差振り切って優勝
5月26日、中2週で迎えた23戦目は、一般C1三アイ(船橋ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で秋田実騎手(1戦1勝)。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが続かず、4着に終わった。
6月6日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1三四(川崎ダート1500m 雨/不良)に出走。鞍上は前住和寿騎手(4戦0勝)。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。
6月23日、中1週で迎えた25戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一般C1三(浦和ダート1400m 晴/良)に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。
7月4日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1三(川崎ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は前住和寿騎手(5戦0勝)。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。
7月16日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1五六(川崎ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で前住和寿騎手(6戦0勝)。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。
7月27日、中1週で迎えた28戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C1三アイ(船橋ダート1500m 晴/良)に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。
9月6日、中5週で迎えた29戦目は、一般C1三(川崎ダート1500m 晴/重)に出走。鞍上は前住和寿騎手(7戦0勝)。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。
9月22日、中1週で迎えた30戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、一般C1三アイ(船橋ダート1200m 晴/良)に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。