テイエムワカジシ（2006年生、母デビルズウィスパー）

テイエムワカジシ（2006年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋若獅子」。毛色は栗毛。種牡馬のナリタトップロード（当時10歳）と交配したデビルズウィスパーが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）長谷川牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方5戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年の一般C。

経歴

デビュー前

1歳のとき、長谷川牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、竹園正継によって903万円で落札された。

福島信晴厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

5月3日、デビュー戦は佐久間寛志騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は528kg。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐久間寛志騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい9着に終わった。

6月7日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐久間寛志騎手（2戦0勝）。18頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

11月23日、約5か月半の休み明けで迎えた4戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、橋本建設特選（荒尾ダート1300m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

12月16日、中2週で迎えた5戦目は、一般C23（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のトヨノリスペックに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月30日、中1週で迎えた6戦目は、一般C24（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村島俊策騎手（2戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のカツイチビークァイに6馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

4歳（2010年）

1月20日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、一般C11（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったスターペスレイコから4馬身差の2着に敗北した。

1月26日、連闘で迎えた8戦目は、一般C（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のシゲルセンガミネに2馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

3月7日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝2000m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り16着に終わった。

3月27日、中2週で馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた10戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず16着に終わった。