ツルマイボブ（1994年生、母ツルマイスワロー）

ツルマイボブ（1994年5月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のビシヨツプボブ（当時11歳）と交配したツルマイスワローが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）平岩牧場。戦績は、地方40戦7勝2着2回。主な勝ち鞍は1998年の’98フェイスフルレイン特別（3）(一般B2 B3)。

経歴

デビュー前

川勝貫次厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（1997年）

3月7日、デビュー戦は大友勝利騎手を鞍上に据えて、4歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は501kg。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったマキバルシファーから1馬身半差の2着となった。

6月27日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大友勝利騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月31日、中4週で迎えた3戦目は、4歳（船橋ダート1400m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大友勝利騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のライズボートに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月22日、中2週で迎えた4戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大友勝利騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のケーエフロバリーに5馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

10月23日、中8週で迎えた5戦目は、3歳戦のベストステッキ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で大友勝利騎手（4戦2勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。12着に敗れた。

11月10日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた6戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で大友勝利騎手（5戦2勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のタイコウミカズキに1馬身半の差をつけて優勝

11月25日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のカトレア特別 1組（川崎ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で大友勝利騎手（6戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のスピリッツヒーロに2馬身の差をつけて勝利をモノにする

12月16日、中2週で迎えた8戦目は、C1五（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で大友勝利騎手（7戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のフウジンレディーに3/4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4歳（1998年）

1月4日、中2週で迎えた9戦目は、千両特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で大友勝利騎手（8戦5勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はバテてしまい8着に敗れた。

1月26日、中2週で迎えた10戦目は、疾風特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で大友勝利騎手（9戦5勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月5日、中4週で迎えた11戦目は、一般C1三（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で大友勝利騎手（10戦5勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のゴーワンをアタマ差制して6勝目を奪取した。

3月20日、中1週で迎えた12戦目は、春分特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で大友勝利騎手（11戦6勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦し、3着に入った。

6月26日、約3か月半の休み明けで迎えた13戦目は、ハンデ戦の麦秋特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で大友勝利騎手（12戦6勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

7月19日、中2週で迎えた14戦目は、星夜特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で大友勝利騎手（13戦6勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた15戦目は、ハンデ戦のメノウ特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で大友勝利騎手（14戦6勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

9月7日、中3週で迎えた16戦目は、ハヤブサ特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は16戦連続で大友勝利騎手（15戦6勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。3着に入った。

9月17日、中0週で迎えた17戦目は、’98フェイスフルレイン特別（3）（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で大友勝利騎手（16戦6勝）。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るインサイドレポートを上がり2位の末脚でクビ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

10月11日、中2週で迎えた18戦目は、プロキオン賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で大友勝利騎手（17戦7勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

11月26日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた19戦目は、’98フェイスフルレイン特別（4）（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で大友勝利騎手（18戦7勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

5歳（1999年）

1月26日、中8週で迎えた20戦目は、’99フレンドリーブーツ特別（1）（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は20戦連続で大友勝利騎手（19戦7勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた21戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の立春特別（船橋ダート1700m 晴/不良）に出走。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

4月2日、中6週で迎えた22戦目は、エイプリル特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は大友勝利騎手（20戦7勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい3着に敗れた。

4月26日、中2週で迎えた23戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のエメラルド特別（船橋ダート1700m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

5月17日、中2週で迎えた24戦目は、緑陰特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は大友勝利騎手（21戦7勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月16日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、’99フェイスフルレイン特別（1）（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大友勝利騎手（22戦7勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は垂れてしまい11着に終わった。

7月1日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた26戦目は、一般B2二（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で大友勝利騎手（23戦7勝）。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月26日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた27戦目は、ハンデ戦のルビー特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大友勝利騎手（24戦7勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったマルヒロシービーに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

8月19日、中2週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた28戦目は、’99フェイスフルレイン特別（2）（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大友勝利騎手（25戦7勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天賦の負けじ心を発揮してゴールまで勇戦し、5着に入り込んだ。

9月15日、中3週で迎えた29戦目は、ハンデ戦のサファイア特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で大友勝利騎手（26戦7勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

10月7日、中2週で迎えた30戦目は、ハンデ戦のオパール特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で大友勝利騎手（27戦7勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は垂れてしまい10着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた31戦目は、紅葉特別（川崎ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で大友勝利騎手（28戦7勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

11月15日、中3週で迎えた32戦目は、’99フレンドリーサドル特別（5）（船橋ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で大友勝利騎手（29戦7勝）。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

12月1日、中1週で迎えた33戦目は、ターコイズスター賞（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で大友勝利騎手（30戦7勝）。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

12月28日、中3週で迎えた34戦目は、師走特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で大友勝利騎手（31戦7勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず7着に敗れた。

6歳（2000年）

1月18日、中2週で迎えた35戦目は、ハンデ戦の初茜特別（船橋ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で大友勝利騎手（32戦7勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り8着に終わった。

2月15日、中3週で迎えた36戦目は、’00フレンドリースパー特別（1）（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で大友勝利騎手（33戦7勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた37戦目は、’00フレンドリースパー特別（3）（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で大友勝利騎手（34戦7勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はガス欠状態になり14着に終わった。

4月3日、中3週で迎えた38戦目は、ハンデ戦のエイプリル特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で大友勝利騎手（35戦7勝）。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

4月23日、中2週で迎えた39戦目は、卯月特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で大友勝利騎手（36戦7勝）。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。14着に終わった。

5月2日、連闘で迎えた40戦目は、’00フレンドリーサドル特別（2）（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で大友勝利騎手（37戦7勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では全く伸びず12着に終わった。