ホシオー（1996年生、母キリプリンセス）

ホシオー（1996年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のエルハーブ（当時5歳）と交配したキリプリンセスが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）本桐牧場。戦績は、中央平地45戦6勝2着8回、地方15戦13勝。2004年の白山大賞典(G3)で3着に入った他、2002年のベテルギウスステークス(オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

増本豊厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1999年）

5月9日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を披露したが、3着に終わった。

6月19日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神芝2500m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るセクレイトゴーンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月18日、中3週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下の日田特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で武豊騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したテイエムスターダンにクビ差届かず2着に甘んじた。

8月29日、中5週で迎えた5戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の高千穂特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではものすごい伸び脚を見せたが、勝ったテイエムスターダンにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

10月3日、中4週で迎えた6戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の夙川特別（阪神芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に敗れた。

10月23日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（4戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下の逢坂山特別（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は河内洋騎手（1戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず10着に敗れた。

11月28日、中2週で迎えた9戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に敗れた。

12月18日、中2週で迎えた10戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝2600m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

4歳（2000年）

1月22日、中4週で迎えた11戦目は、荻野要騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るデビルインサイドを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて優勝

3月11日、中6週で迎えた12戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1800m 小雨/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で荻野要騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、勝ったデビルインサイドにねじ伏せられてクビ差の2着に甘んじた。

3月26日、中1週で迎えた13戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で荻野要騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したイシヤクモンドを差し切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

4月15日、中2週で迎えた14戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1800m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で荻野要騎手（3戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、抜け出したダイゴアルタスを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4月29日、中1週で迎えた15戦目は、5歳以上900万下の桃山特別（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で荻野要騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

10月29日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で荻野要騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、勝ったユーロウインドにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

11月12日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で荻野要騎手（6戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のサンエムマジックに2馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

12月2日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で荻野要騎手（7戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は9戦連続で荻野要騎手（8戦2勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

5歳（2001年）

1月5日、中2週で迎えた20戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

1月21日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後はガス欠状態になり15着に終わった。

7月14日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の小倉城特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

8月11日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた23戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下のTVQ杯（小倉ダート1700m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着を確保した。

8月25日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上1000万下の由布院特別（小倉ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤哲三騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた10頭をごぼう抜きし、最後は2着のタニノディオーネに1馬身3/4の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月15日、中2週で迎えた25戦目は、3歳以上1000万下の秋分特別（阪神ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤哲三騎手（3戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のキクノグリッターに2馬身の差をつけて5勝目をマークした。

10月6日、中2週で迎えた26戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下の大原ステークス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤哲三騎手（4戦2勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭さ光る末脚を披露し、3着に入った。

11月4日、中3週で迎えた27戦目は、3歳以上1600万下の花園ステークス（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤哲三騎手（5戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、勝ったタマモルビーキングに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

11月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた28戦目は、3歳以上1600万下の秋嶺ステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（5戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では鬼脚を爆発させて前にいた14頭をごぼう抜きし、最後は2着のバクシンヒーローに1馬身の差をつけて6勝目をつかんだ。

12月8日、中2週で迎えた29戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、師走ステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮したが、3着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた30戦目は、ベテルギウスステークス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（6戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

6歳（2002年）

1月20日、中3週で迎えた31戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、G3の平安ステークス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

2月9日、中2週で迎えた32戦目は、ハンデ戦でオープンのすばるステークス（京都ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は武豊騎手（6戦2勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

3月3日、中2週で迎えた33戦目は、仁川ステークス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。

3月24日、中2週で迎えた34戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3のマーチステークス（中山ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。

5月4日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた35戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、オアシスステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に敗れた。

12月7日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から10kg絞って迎えた36戦目は、師走ステークス（中山ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

12月21日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた37戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、ベテルギウスステークス（阪神ダート1800m 雨/不良）に出走。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したマイネルブライアンを差し切れず、3馬身半差の2着となった。

7歳（2003年）

2月15日、中7週で迎えた38戦目は、ハンデ戦でオープンのすばるステークス（京都ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

3月9日、中2週で迎えた39戦目は、ハンデ戦でオープンの仁川ステークス（阪神ダート1800m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は安田康彦騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に敗れた。

4月5日、中3週で迎えた40戦目は、コーラルステークス（阪神ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず11着に終わった。

5月11日、中4週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた41戦目は、サウジアラビアロイヤルカップ（東京ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は武豊騎手（7戦2勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

6月14日、中4週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた42戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのブリリアントステークス（東京ダート2100m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

7月27日、中5週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた43戦目は、KBC杯（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（7戦2勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

8月10日、中1週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた44戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの関越ステークス（新潟ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた45戦目は、ハンデ戦でオープンの阿蘇ステークス（小倉ダート1700m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は池添謙一騎手（3戦0勝）。15頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

11月9日、約2か月半の間隔を開けて迎えた46戦目は、渡辺壮騎手を鞍上に迎えて、ペプシコーラ特別（金沢ダート1900m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオーミアジルに約13馬身の大差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

11月23日、中1週で迎えた47戦目は、地方重賞の北國王冠（金沢ダート2600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のホープフルサンに3馬身の差をつけて8勝目を手に入れた。

12月21日、中3週で迎えた48戦目は、地方重賞の中日杯（金沢ダート2300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺壮騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のホープフルサンに約11馬身の大差をつけて勝利を手に入れた。

8歳（2004年）

1月16日、中3週で迎えた49戦目は、地方重賞の白銀争覇（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺壮騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では豪脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のナイキゴールドに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

1月28日、中1週で迎えた50戦目は、地方重賞の六甲盃（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺壮騎手（4戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のホクザンフィールドをクビ差振り切って怒涛の5連勝を決めた。

2月24日、中3週で迎えた51戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のマイル争覇（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のキウィダンスに2馬身半の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

4月18日、中7週で迎えた52戦目は、地方重賞のスプリングカップ（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺壮騎手（5戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のユウワンキングに8馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

5月23日、中4週で迎えた53戦目は、地方重賞のジェイティービー賞（金沢ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（6戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオーミアジルに4馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

6月27日、中4週で迎えた54戦目は、地方重賞の百万石賞（金沢ダート2300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺壮騎手（7戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタクミシルバーに7馬身の差をつけて驚異の9連勝を決めた。

8月8日、中5週で迎えた55戦目は、オーガストスプリント（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺壮騎手（8戦8勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタクミシルバーに2馬身半の差をつけて10連勝を達成した。

10月12日、中8週で迎えた56戦目は、G3の白山大賞典（金沢ダート2100m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺壮騎手（9戦9勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

12月5日、中7週で迎えた57戦目は、初冬特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺壮騎手（10戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のテラプロメッサに4馬身の差をつけて勝利数を17に伸ばす

12月19日、中1週で迎えた58戦目は、地方重賞の中日杯（金沢ダート2300m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で渡辺壮騎手（11戦10勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエイシンクリバーンに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9歳（2005年）

5月29日、約5か月半の休養明けで迎えた59戦目は、ダイヤモンド特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で渡辺壮騎手（12戦11勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のテイクファイヤーに1馬身半の差をつけて休み明け初戦をモノにした。

6月12日、中1週で迎えた60戦目は、地方重賞の百万石賞（金沢ダート2300m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で渡辺壮騎手（13戦12勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。