ジュディトラウム（1993年生、母アランフェス）

ジュディトラウム（1993年3月4日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時6歳）と交配したアランフェスが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ビッグジャパンファーム。戦績は、中央平地1戦0勝、地方26戦14勝2着5回。主な勝ち鞍は1997年のカモシカ賞(C)。

経歴

デビュー前

佐藤林次郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1995年）

12月9日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

3歳（1996年）

11月3日、約11か月の休み明けで迎えた2戦目は、渡邊一道騎手を鞍上に迎えて、4歳C7（上山ダート1250m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のジムダンディーに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月19日、中1週で迎えた3戦目は、白谷正美騎手を鞍上に迎えて、4歳C6（上山ダート1250m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のマルゴクロスに3馬身の差をつけて制した。

12月10日、中2週で迎えた4戦目は、4歳C3（上山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で白谷正美騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のエイシンアンサーに4馬身の差をつけて3勝目を収める

4歳（1997年）

4月6日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた5戦目は、一般D2ハ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で白谷正美騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のジュディコールをクビ差制して破竹の4連勝を決めた。

4月21日、中1週で迎えた6戦目は、関本秀幸騎手を鞍上に迎えて、一般D2ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のジュディコールに3馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

5月20日、中3週で迎えた7戦目は、一般D2イ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は渡邊一道騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったイイデハヤブサから2馬身差の2着に敗北した。

6月3日、中1週で迎えた8戦目は、一般D2イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は白谷正美騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のグロウテイオーに4馬身の差をつけて6勝目を獲得した。

6月17日、中1週で迎えた9戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、一般D1ニ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったサウスキングオーから1馬身差の2着に敗北した。

7月1日、中1週で迎えた10戦目は、一般D1ハ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のイイデハヤブサに6馬身の差をつけて7勝目を挙げた。

7月13日、中1週で迎えた11戦目は、一般D1イ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったサウスキングオーから1馬身差の2着に敗北した。

7月27日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で前野幸一騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のミマツローマンに3馬身の差をつけて8勝目をつかんだ。

8月31日、中4週で迎えた13戦目は、一般D1イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は白谷正美騎手（4戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のコイワディクシーに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月21日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は関本秀幸騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったビッグタイムから1馬身半差の2着に敗北した。

10月7日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は渡邊一道騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラキャンディーに4馬身の差をつけて10勝目を達成した。

10月19日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡邊一道騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月16日、中3週で迎えた17戦目は、一般C3イ（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は前野幸一騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のグリンリージェントに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月30日、中1週で迎えた18戦目は、カモシカ賞（上山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（5戦3勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のキタサンブルボンに半馬身の差をつけて優勝

5歳（1998年）

5月11日、約5か月半の休養明けで迎えた19戦目は、高木健騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のキタノジェントをアタマ差振り切って久しぶりの実戦を物にした。

6月18日、中4週で迎えた20戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、水無月特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

7月12日、中2週で迎えた21戦目は、槍ケ岳特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた22戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安藤光彰騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、勝ったビッグレターに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

8月26日、中3週で迎えた23戦目は、根ノ上特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で安藤光彰騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

9月15日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で安藤光彰騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のペッカーをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

10月16日、中3週で迎えた25戦目は、白菊特別（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は高木健騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

11月22日、中4週で迎えた26戦目は、水都特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高木健騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

12月29日、中4週で迎えた27戦目は、田辺弘騎手を鞍上に迎えて、葉牡丹特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。