オカノスワン（2000年生、母オカノアスティー）

オカノスワン（2000年3月29日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋白鳥」。毛色は栗毛。種牡馬のジェネラス（当時12歳）と交配したオカノアスティーが17歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は風間洋。戦績は、中央平地4戦0勝、地方32戦6勝2着4回。主な勝ち鞍は2002年のアタックチャレンジII。

経歴

デビュー前

1歳のとき、向別牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、向別牧場から「ひだかトレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

佐々木一夫厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2002年）

7月30日、デビュー戦は川島雅人騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は412kg。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月18日、中6週で迎えた2戦目は、中村裕司騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1000m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月1日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジII（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中村裕司騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月8日、連闘で馬体重を前走から14kg絞って迎えた4戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジII（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジII（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は中村裕司騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のムテキノホシに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2003年）

1月19日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた6戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

2月9日、中2週で迎えた7戦目は、3歳500万下（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小坂忠士騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後は脚が止まってしまい13着に終わった。

3月15日、中4週で迎えた8戦目は、高野容輔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（阪神ダート1200m 小雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

3月30日、中1週で迎えた9戦目は、3歳500万下のれんげ賞（阪神芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で高野容輔騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は脚勢が衰えて16着に終わった。

7月24日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、竹内仁志騎手を鞍上に迎えて、一般D2-2（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月29日、連闘で迎えた11戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、一般D3-3（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のスカイアジュディに4馬身の差をつけて優勝

8月21日、中2週で迎えた12戦目は、一般D2-1（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったベアーザプーから3馬身差の2着に敗北した。

9月4日、中1週で迎えた13戦目は、一般D2-1（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったアプリコットボーイから3/4馬身差の2着に敗北した。

9月18日、中1週で迎えた14戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、一般D2-2（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた15戦目は、清畠特別（門別ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったナリタジーニアスからアタマ差の2着となった。

10月16日、中1週で迎えた16戦目は、門別町軽種馬生産振興会特別（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で桜井拓章騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のクラダイリュウセイに1馬身半の差をつけて3勝目を挙げた。

10月22日、連闘で迎えた17戦目は、三石ファンクラブ特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で桜井拓章騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に入った。

4歳（2004年）

4月29日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた18戦目は、浦河JC30周年記念特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（3戦1勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。14着に敗れた。

5月20日、中2週で迎えた19戦目は、一般D1-2（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は桜井拓章騎手（4戦1勝）。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた20戦目は、一般D1-1（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（5戦1勝）。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた21戦目は、一般D2-1（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月8日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、一般D2-1（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のエイダイハートに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月15日、連闘で迎えた23戦目は、浦河町大通商店街賞（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（6戦2勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のサンデームサシに2馬身半の差をつけて5勝目を獲得した。

7月27日、中1週で迎えた24戦目は、ケフェウス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（7戦3勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月10日、中1週で迎えた25戦目は、レオニズ特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で川島洋人騎手（8戦3勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったキーファクターから3馬身差の2着となった。

8月24日、中1週で迎えた26戦目は、平取町軽種馬生産振興会特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川島洋人騎手（9戦3勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のダンシングチーフに2馬身の差をつけて6勝目を獲得した。

9月7日、中1週で迎えた27戦目は、ふらのにんじん特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で川島洋人騎手（10戦4勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた28戦目は、がんばれ北海道日本ハムファイターズ特別（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で川島洋人騎手（11戦4勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた29戦目は、ダイタクリーヴァ賞（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で川島洋人騎手（12戦4勝）。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた30戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、様似アポイ特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。12着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた31戦目は、エアエミネム賞（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（13戦4勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。12着に敗れた。

5歳（2005年）

4月26日、約6か月の休養明けで迎えた32戦目は、フサイチソニック賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（14戦4勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい13着に終わった。

5月5日、連闘で迎えた33戦目は、こいのぼり特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（15戦4勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。12着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた34戦目は、中山峠特別（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（16戦4勝）。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた35戦目は、厚別特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川島洋人騎手（17戦4勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた36戦目は、トレジャーアイランド特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川島洋人騎手（18戦4勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。12着に終わった。