ノースアタッカー（2003年生、母オカノイチバン）

ノースアタッカー（2003年5月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋攻撃する人」。毛色は栃栗毛。種牡馬のボストンハーバー（当時9歳）と交配したオカノイチバンが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）向別牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方34戦4勝2着6回。主な勝ち鞍は2006年のルパス特別(一般D1-2)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、向別牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、向別牧場から「ひだかトレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

武邦彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

3月26日、デビュー戦は武幸四郎騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は488kg。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

4月26日、中3週で迎えた2戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の生駒山特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

6月18日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は武幸四郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

7月26日、中3週で迎えた5戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、一般D3-3（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャンハイラックから5馬身差の2着となった。

8月8日、中1週で迎えた6戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、一般D3-3（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のロマンブラウンドに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月24日、中1週で迎えた7戦目は、一般D2-4（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のケイショウコバンに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月14日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、ルパス特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のホットロードに1馬身の差をつけて3勝目を手にした。

9月21日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた9戦目は、滝川ふれ愛の里特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（3戦2勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。13着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた10戦目は、むかわ町穂別地球体験館特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木国明騎手（4戦2勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月18日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、蘭越町おいしいらんこし米特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は失速してしまい13着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた12戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般D1-1（札幌(地)ダート1000m 雨/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

12月16日、中5週で迎えた13戦目は、周藤直樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2-5（福山ダート1250m 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2007年）

1月3日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2-5（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で周藤直樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月14日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2-6（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で周藤直樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月25日、中5週で迎えた16戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、一般C2-7（福山ダート1250m 曇/重）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったカイパーベルトから5馬身差の2着となった。

3月18日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2-7（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は周藤直樹騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったエクスキューションから3/4馬身差の2着となった。

3月25日、連闘で迎えた18戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、一般C2-10ロ（福山ダート1250m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2-5（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2-5（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺博文騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったコスモシャドウから1馬身半差の2着となった。

5月6日、連闘で迎えた21戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、一般C2-9イ（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に沈んだ。

5月27日、中2週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた22戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、一般C2-4（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月10日、中1週で馬体重を前走から17kg絞って迎えた23戦目は、一般C2-4（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は周藤直樹騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月17日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2-5（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月8日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2-5（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は周藤直樹騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2-4（福山ダート1250m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で周藤直樹騎手（6戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月29日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2-4ハ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で周藤直樹騎手（7戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2-5（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で周藤直樹騎手（8戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた29戦目は、成田功杯（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で周藤直樹騎手（9戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったナムラルパンからハナ差の2着となった。

9月9日、連闘で迎えた30戦目は、一般C2-8イ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で周藤直樹騎手（10戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のトウショウソングをハナ差制して4勝目をマークした。

10月8日、中3週で迎えた31戦目は、一般C2-3（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月27日、中2週で迎えた32戦目は、一般C2-3（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は周藤直樹騎手（11戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2-3（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で周藤直樹騎手（12戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月18日、連闘で迎えた34戦目は、一般C2-3ロ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で周藤直樹騎手（13戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月25日、連闘で迎えた35戦目は、一般C2-4（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で周藤直樹騎手（14戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（2008年）

1月3日、中5週で迎えた36戦目は、一般C2-5（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で周藤直樹騎手（15戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

1月14日、中1週で迎えた37戦目は、一般C2-6（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で周藤直樹騎手（16戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったワームホールから7馬身差の2着となった。