ナムラヒーロー（2009年生、母ナムラチヒロ）

ナムラヒーロー（2009年2月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋英雄」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングヘイロー（当時14歳）と交配したナムラチヒロが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）谷川牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方30戦10勝2着11回。主な勝ち鞍は2012年の服部はっぴー!特別(B2一)。

経歴

デビュー前

福島信晴厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2012年）

1月29日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は494kg。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

3月18日、中6週で迎えた2戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 小雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

4月15日、中3週で迎えた3戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のまほろばの郷特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた4戦目は、川添明弘騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の東日本大震災復興支援（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた5戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ショウナンカンパクに交わされて2馬身半差の2着となった。

5月27日、中1週で迎えた6戦目は、3歳B1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメイショウホホエミに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月12日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の東日本大震災復興支援（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で畑中信司騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では見事な伸び脚を見せたが、ショウナンカンパクに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

6月26日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の獅子吼賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で畑中信司騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅調な伸びを見せたが、ルスナイスナイパーに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

7月15日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の和倉温泉わくたまくん杯（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で畑中信司騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ケイアイプリンスに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

7月31日、中1週で迎えた10戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の金沢犀川賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、ダイモスに交わされて2馬身差の2着となった。

8月14日、中1週で迎えた11戦目は、3歳A2（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は畑中信司騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では弾けるように急駛したが、パープルキングに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

8月28日、中1週で迎えた12戦目は、3歳A2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（6戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメイショウホホエミに5馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

9月11日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の前波曳山祭り特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で畑中信司騎手（7戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のパープルキングに1馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

9月23日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の白丸曳山祭特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で畑中信司騎手（8戦3勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったパープルキングに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

9月30日、連闘で迎えた15戦目は、3歳戦の初☆ゆかりんと金沢競馬記念（金沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で畑中信司騎手（9戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして、最後は2着のマツノリバイバルを3/4馬身振り切って圧倒的支持に応えた。

10月7日、連闘で迎えた16戦目は、3歳戦の金澤創作弁当まつり特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で畑中信司騎手（10戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のヤマカツナタリーに1馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

10月21日、中1週で迎えた17戦目は、3歳地方重賞のサラブレッド大賞典（金沢ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた18戦目は、一般B2二（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は畑中信司騎手（11戦5勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ナムラバンケットにクビ差交わされて2着に甘んじた。

11月25日、中2週で迎えた19戦目は、武家屋敷薦かけ特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（12戦5勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアジュディモナークに5馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

12月4日、連闘で迎えた20戦目は、一般B2二（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で畑中信司騎手（13戦6勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸び脚で猛進したが、サクラプレリュードに半馬身交わされて2着に敗北した。

12月18日、中1週で迎えた21戦目は、温泉感謝祭特別（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で畑中信司騎手（14戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして、最後は2着のサトノドリームに2馬身半の差をつけて制した。

12月30日、中1週で迎えた22戦目は、服部はっぴー!特別（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で畑中信司騎手（15戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のウルトライエローに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4歳（2013年）

3月12日、中9週で迎えた23戦目は、的打神事特別（金沢ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で畑中信司騎手（16戦8勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた24戦目は、酒樽がえし特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で畑中信司騎手（17戦8勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

4月2日、連闘で迎えた25戦目は、金沢浅野川園遊会特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で畑中信司騎手（18戦8勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

4月16日、中1週で迎えた26戦目は、住吉大祭特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で畑中信司騎手（19戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、イチエイオウジにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4月30日、中1週で迎えた27戦目は、浅野川・鯉流し特別（金沢ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で畑中信司騎手（20戦8勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のエイダイボルトに1馬身の差をつけて優勝

5月14日、中1週で迎えた28戦目は、金沢犀川賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で畑中信司騎手（21戦9勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた29戦目は、百万石行列特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で畑中信司騎手（22戦9勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のアラディンを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

6月11日、中1週で迎えた30戦目は、金沢城賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で畑中信司騎手（23戦10勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、セイカアレグロに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

7月2日、中2週で迎えた31戦目は、石動山開山祭特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で畑中信司騎手（24戦10勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた32戦目は、飯田燈籠山祭り特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で畑中信司騎手（25戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。