キョクイチダーリン（2000年生、母サンセットゴールド）

キョクイチダーリン（2000年5月2日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサンデーウェル（当時8歳）と交配したサンセットゴールドが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は大和牧場。戦績は、地方45戦6勝2着7回。2003年の北関東桜花賞(牝地方重賞)で2着に入った他、2003年の如月特別で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

木村昌志厩舎（高崎）へ入厩。

2歳（2002年）

7月14日、デビュー戦は茂呂菊次郎騎手を鞍上に据えて、2歳（高崎ダート900m 曇/重）に出走。馬体重は433kg。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月8日、中7週で迎えた2戦目は、2歳（高崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で茂呂菊次郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパーセシボンから3馬身差の2着となった。

11月1日、中7週で迎えた3戦目は、2歳（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で茂呂菊次郎騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイセンスターから2馬身差の2着に敗北した。

11月16日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦の雷電特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で茂呂菊次郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月31日、中5週で迎えた5戦目は、2歳戦のシクラメン特別（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で茂呂菊次郎騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3歳（2003年）

1月12日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の春駒特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で茂呂菊次郎騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったエマージングライトからクビ差の2着に惜敗した。

1月25日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で茂呂菊次郎騎手（6戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のバブルフォースに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

2月13日、中2週で迎えた8戦目は、3歳オープンの如月特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で茂呂菊次郎騎手（7戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で茂呂菊次郎騎手（8戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のワイエスコンコルドに2馬身半の差をつけて制した。

3月29日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で茂呂菊次郎騎手（9戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のワイエスコンコルドに3馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

4月14日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の北関東桜花賞（宇都宮ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で茂呂菊次郎騎手（10戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったセイエイシェーンから1馬身半差の2着に敗北した。

5月5日、中2週で迎えた12戦目は、3歳オープンの皐月特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で茂呂菊次郎騎手（11戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。11着に敗れた。

6月18日、中5週で迎えた13戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、若干遅いペースでレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

7月10日、中2週で迎えた14戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

8月1日、中2週で迎えた15戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は森下博騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた16戦目は、工藤伸輔騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1490m 内回り雨/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

9月23日、中5週で迎えた17戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は岡田大騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、抜け出したテンシノキラメキに3/4馬身届かず2着となった。

10月15日、中2週で迎えた18戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のタケノピルサドに2馬身の差をつけて4勝目をゲットした。

11月6日、中2週で迎えた19戦目は、3歳（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田大騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた20戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた21戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は岡田大騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

12月23日、中2週で迎えた22戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

4歳（2004年）

2月10日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた23戦目は、脇田創騎手を鞍上に迎えて、一般C2三ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。先手を取り、息の入らないペースで一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では最後まで息が続かず11着に終わった。

3月25日、中5週で迎えた24戦目は、一般C2四イ（船橋ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に敗れた。

4月16日、中2週で迎えた25戦目は、石井勝男騎手を鞍上に迎えて、一般C2四アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい10着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2十1112（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るビッグライアンを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて5勝目を獲得した。

5月13日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2二三（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2二アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい11着に敗れた。

6月17日、中2週で迎えた29戦目は、一般C2二アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

6月27日、中0週で迎えた30戦目は、一般C2五（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で石崎駿騎手（5戦1勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2三四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎駿騎手（6戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2四アイ（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で石崎駿騎手（7戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2七八（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で石崎駿騎手（8戦1勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

8月25日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2五六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で石崎駿騎手（9戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では矢のように疾駆したが、抜け出したシャインアップルにクビ差届かず2着に甘んじた。

9月8日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2四五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で石崎駿騎手（10戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた36戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のイシノチャンスをクビ差振り切って6勝目を掴み取った。

10月12日、中2週で迎えた37戦目は、一般C2一（浦和ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた38戦目は、一般C2一アイ（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（11戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、3着に入った。

11月16日、中2週で迎えた39戦目は、一般C2一アイ（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（12戦1勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮したが、4着に終わった。

11月29日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた40戦目は、冬菊特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（13戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

12月13日、中1週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた41戦目は、一般C1五アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（2戦1勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

5歳（2005年）

1月3日、中2週で迎えた42戦目は、一般C2三アイ（船橋ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（14戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は一杯になって8着に終わった。

1月24日、中2週で迎えた43戦目は、一般C2五六（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったエキシビジョンに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

2月21日、中3週で迎えた44戦目は、一般C2二アイ（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（3戦0勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

3月17日、中2週で迎えた45戦目は、一般C2四アイ（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（15戦1勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。