カレンダーガール（2001年生、母パルツェ）

カレンダーガール（2001年3月22日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「カレンダーのように壁に飾る写真」。毛色は栗毛。種牡馬のアフリート（当時17歳）と交配したパルツェが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）サンシャイン牧場。戦績は、地方27戦10勝2着5回。主な勝ち鞍は2005年のディセンバースター賞(一般B2 B3)。

経歴

デビュー前

秋山重美厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2004年）

10月6日、デビュー戦は張田京騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は420kg。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るキタサンヤマザクラを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月19日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。前に出て、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のマモルリジェントに1馬身半の差をつけて制した。

11月25日、中4週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

12月21日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は張田京騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛進したが、伸びてきたトップバランサー決め手に屈してハナ差の2着となった。

4歳（2005年）

1月27日、中4週で迎えた5戦目は、4歳（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（2戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた6戦目は、4歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は張田京騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るヤマノロビンスターを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って先頭ゴールを果たした。

2月28日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2六七（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（3戦2勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したツアータイトルを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

5月4日、中8週で迎えた8戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のフジコに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月20日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、一般C2二三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のフォワードをハナ差振り切って5勝目を奪取した。

6月12日、中2週で迎えた10戦目は、パール特別（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2二三（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のボールドゴジラに2馬身半の差をつけて優勝

7月29日、中3週で迎えた12戦目は、一般C1四（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、4着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた13戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で町田直希騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったスターオブアディラに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月5日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1五六（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で町田直希騎手（6戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のグレートドリームをクビ差振り切って7勝目を収める

10月13日、中4週で迎えた15戦目は、七里ヶ浜特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で町田直希騎手（7戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のナイキコランダムに4馬身の差をつけて8勝目を手中に収めた。

11月10日、中3週で迎えた16戦目は、金時山特別（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で町田直希騎手（8戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったフォアボーダーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

12月1日、中2週で迎えた17戦目は、マルチサドル特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で町田直希騎手（9戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったコスモアレックスをクビ差捉え切れず2着に惜敗した。

12月19日、中2週で迎えた18戦目は、ディセンバースター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で町田直希騎手（10戦5勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のワキノムテキを3/4馬身振り切って制した。

5歳（2006年）

1月4日、中1週で迎えた19戦目は、松竹梅特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で町田直希騎手（11戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、3着に終わった。

2月24日、中6週で迎えた20戦目は、牝馬限定戦のひなまつり特別（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は13戦連続で町田直希騎手（12戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた21戦目は、一般B2二（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で町田直希騎手（13戦6勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

4月21日、中5週で迎えた22戦目は、イースター特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で町田直希騎手（14戦6勝）。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

6月13日、中7週で迎えた23戦目は、牝馬限定戦のマーメイド特別（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るディーズビバーチェを驚異的な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月3日、中2週で迎えた24戦目は、ジュライスター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は町田直希騎手（15戦6勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

7月24日、中2週で迎えた25戦目は、ベイブリッジ特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（16戦6勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた26戦目は、葉月特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（17戦6勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はガス欠状態になり5着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた27戦目は、サザンクロス特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（18戦6勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず3着に敗れた。