エックスワイスキー（1988年生、母ホーセイスキー）

エックスワイスキー（1988年3月27日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトウシヨウボーイ（当時15歳）と交配したホーセイスキーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者はホウセイ牧場。戦績は、中央平地8戦1勝2着2回、地方15戦6勝2着4回。主な勝ち鞍は1992年のニセコ特別(500万下)。

経歴

デビュー前

山本茂則厩舎（名古屋）へ入厩。

3歳（1991年）

1月7日、デビュー戦は竹下太騎手を鞍上に据えて、4歳（名古屋ダート800m 曇/稍重）に出走。馬体重は460kg。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったドラマチックからハナ差の2着に甘んじた。

1月20日、中1週で迎えた2戦目は、井手上慎一騎手を鞍上に迎えて、4歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のラッキーカイモンに約21馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

1月31日、中1週で迎えた3戦目は、4歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井手上慎一騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のスワローピッピーに約13馬身の大差をつけて1着ゴールを果たした。

2月14日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦の四才牝馬特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で井手上慎一騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったカズノタンポポから半馬身差の2着に敗北した。

3月14日、中3週で迎えた5戦目は、鞍上は4戦連続で井手上慎一騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のトウカイタテガミに約15馬身の大差をつけて3勝目を手中に収めた。

3月24日、中0週で迎えた6戦目は、鞍上は5戦連続で井手上慎一騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったドラマチックから2馬身半差の2着に敗北した。

4月15日、中2週で迎えた7戦目は、鞍上は6戦連続で井手上慎一騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のヒノデアースワンに6馬身の差をつけて4勝目をマークした。

5月6日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦の中日スポ抔駿蹄賞（中京(地)芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は7戦連続で井手上慎一騎手（6戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーシークレットに2馬身の差をつけて5勝目を手にした。

6月5日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、3歳戦の東海ダービー（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で井手上慎一騎手（7戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。12着に敗れた。

6月17日、中1週で迎えた10戦目は、けやき特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で井手上慎一騎手（8戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のトウカイシャトルに1馬身半の差をつけて6勝目を手にした。

7月7日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の岐阜王冠賞（笠松ダート1900m 雨/良）に出走。鞍上は10戦連続で井手上慎一騎手（9戦6勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月29日、中2週で迎えた12戦目は、しやくやく特別（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で井手上慎一騎手（10戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月16日、中6週で迎えた13戦目は、3歳戦の秋の鞍（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で井手上慎一騎手（11戦6勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月10日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦のターフチャンピオンシップ（中京(地)芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で井手上慎一騎手（12戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた15戦目は、中京スポ杯（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で井手上慎一騎手（13戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったコウヨウカピタンからクビ差の2着に甘んじた。

4歳（1992年）

3月7日、約4か月半の休み明けで迎えた16戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のうずしおステークス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

5月10日、中8週で迎えた17戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、朱雀ステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

6月13日、中4週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下のニセコ特別（札幌芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエーピードラゴンを途轍もない末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

7月12日、中3週で迎えた19戦目は、4歳以上900万下の摩周湖特別（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、勝ったニホンピロラックにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

7月26日、中1週で迎えた20戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下のアカシヤステークス（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は村本善之騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

5歳（1993年）

1月30日、約6か月半の休み明けで迎えた21戦目は、5歳以上900万下の宇治川特別（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（3戦1勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はヴィーブシンボリと並んで2着同着となった。

2月21日、中2週で迎えた22戦目は、5歳以上900万下の木津川特別（京都芝1600m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村本善之騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

3月20日、中3週で迎えた23戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の須磨特別（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村本善之騎手（5戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。