リヴァーブ（2000年生、母サクラバリュー）

リヴァーブ（2000年3月22日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のライブリーワン（当時15歳）と交配したサクラバリューが17歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道中川郡池田町、生産者は（株）新田牧場。戦績は、地方14戦3勝2着2回。2002年のウィナーズチャレンジで2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、新田牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」と「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。同年、新田牧場から「北海道11月市場サラブレッド1歳」に上場され、下河辺牧場によって210万円で落札された。

村上正和厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2002年）

5月6日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のユズエンブレムに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月29日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、2歳オープンのサマーチャレンジV（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月12日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったミナミウイナーから1馬身差の2着に敗れた。

10月30日、中6週で迎えた4戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1200m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

3歳（2003年）

2月1日、約3か月の休養明けで迎えた5戦目は、川本裕達騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳ハンデ戦のひなぎく特別（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は勢いを失って12着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で川本裕達騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシャコーエンブレムに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月17日、中3週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で川本裕達騎手（2戦1勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ナイキゲルマンに交わされて2馬身差の2着となった。

4月25日、中5週で迎えた8戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のライラック特別（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のバニヤンドリームに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月15日、中2週で迎えた9戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞の東京プリンセス賞（大井ダート1790m 雨/不良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取り、非常に緩いペースで一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。

6月10日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦の若竹賞（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は川本裕達騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

7月2日、中2週で迎えた11戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の若潮盃（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

8月7日、中4週で迎えた12戦目は、3歳戦の向日葵特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、速いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

11月26日、約3か月半の休み明けで迎えた13戦目は、深秋特別（大井ダート1590m 内回り晴/重）に出走。鞍上は川本裕達騎手（4戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪い、遅いペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。

4歳（2004年）

11月12日、約11か月半の休養明けで迎えた14戦目は、一般C1五六（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川本裕達騎手（5戦1勝）。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて13着に終わった。