ナムラハッピー（2011年生、母ナムラローマン）

ナムラハッピー（2011年3月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋幸福な」。毛色は鹿毛。種牡馬のクロフネ（当時13歳）と交配したナムラローマンが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は八田ファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方30戦4勝2着11回。主な勝ち鞍は2014年の3歳。

経歴

デビュー前

目野哲也厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2013年）

12月8日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は486kg。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

12月15日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。

3歳（2014年）

1月21日、中4週で迎えた3戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の睦月賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、3着を確保した。

3月15日、中7週で迎えた4戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり16着に終わった。

4月25日、中5週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた5戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のエスティリメイクをクビ差振り切って初白星を挙げた。

5月12日、中1週で迎えた6戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

5月26日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったエスティリメイクに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

6月16日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は花本正三騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったマレオに詰め切れず、約12馬身差の2着となった。

7月14日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で花本正三騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた11戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のマルターズポラリスをクビ差振り切って順当に勝利した。

8月13日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったリトルに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

8月27日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉井友彦騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るエクセレンスウイナを別次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

9月11日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は花本正三騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、勝ったリックバナードに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

9月24日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、勝ったワイレアタヤスを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

10月16日、中2週で迎えた16戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は花本正三騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はイービーカリーノと並んで2着同着となった。

11月25日、中3週で迎えた18戦目は、一般C6（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（3戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では物凄い伸び脚で急追したが、勝ったアンビュランスに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

12月17日、中2週で迎えた19戦目は、一般C8（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったビービーダンクに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

12月26日、連闘で迎えた20戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（6戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2015年）

1月7日、中1週で迎えた21戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（4戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたグッドモーニング決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

1月23日、中1週で迎えた22戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るアビオニクスを上がり2位の末脚で半馬身差し切って4勝目をつかんだ。

2月19日、中3週で迎えた23戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、C級チャンピオン特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

3月19日、中3週で迎えた24戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（7戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず3着に敗れた。

4月6日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた25戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は花本正三騎手（5戦1勝）。5頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ3着に沈んだ。

4月17日、中1週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた26戦目は、花梨特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で花本正三騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

5月1日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた27戦目は、花水木賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で花本正三騎手（7戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

5月14日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた28戦目は、一般C2（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（6戦3勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた29戦目は、志田山健次生誕記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は花本正三騎手（8戦1勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では速い脚を使えず4着に終わった。

6月19日、中2週で迎えた30戦目は、横谷峡賞（笠松ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた31戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、イニシアチブバイオに交わされて2馬身半差の2着となった。

7月24日、中2週で迎えた32戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般C5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた33戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、勝ったシアワセノホシにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。