レオナビゲート（2011年生、母アイライクユー）

レオナビゲート（2011年2月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋操縦、誘導する」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスズカマンボ（当時10歳）と交配したアイライクユーが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。主な勝ち鞍は2016年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

1歳のとき、グランド牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、グランド牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、田中博之によって913.5万円で落札された。

奥平雅士厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2014年）

7月13日、デビュー戦は嘉藤貴行騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。馬体重は484kg。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

8月10日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で嘉藤貴行騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

8月30日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で嘉藤貴行騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

10月19日、中6週で迎えた4戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で嘉藤貴行騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた5戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート2100m 小雨/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

4歳（2015年）

3月30日、約5か月の休養明けで迎えた6戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のダンストゥナイトに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月13日、中1週で迎えた7戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、春蘭（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、インピースに交わされて1馬身差の2着に敗れた。

4月27日、中1週で迎えた8戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2一（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るコスモドガを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて優勝

5月10日、中1週で迎えた9戦目は、リバースター（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、勝ったヒライズミナンバーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5月25日、中1週で迎えた10戦目は、ホットレッド賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るコスモリリパットを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

6月7日、中1週で迎えた11戦目は、秋田場外開設記念寒風山賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヤマタケデュックに7馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

6月20日、中1週で迎えた12戦目は、焼石岳賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山本聡哉騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のモルフェワインに2馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

7月20日、中3週で迎えた13戦目は、ジャパンジョッキーズカップ第2戦希望（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山本聡哉騎手（5戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったモルフェワインに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

8月12日、中2週で迎えた14戦目は、震災復興子ども達に夢と笑顔を（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山本聡哉騎手（6戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るコスモリボンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて1番人気に応えた。

8月24日、中1週で迎えた15戦目は、オーガストカップ（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で山本聡哉騎手（7戦5勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では長く末脚を持続させて、最後は2着のラフィナートを半馬身振り切って圧倒的人気に応えた。

10月24日、中8週で迎えた16戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、3着を確保した。

11月7日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

12月19日、中5週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（中山ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着を確保した。

5歳（2016年）

1月9日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（中山ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は黛弘人騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に敗れた。

3月6日、中7週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート2400m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では素晴らしい伸びを見せたが、勝ったメイスンキャプテンにねじ伏せられてクビ差の2着となった。

4月10日、中4週で迎えた21戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート2400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（東京ダート2100m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で菊沢一樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で菊沢一樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。端を取り切り、落ち着いたペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るペイシャゴンジセをクビ差だけ差し切って制した。

6月11日、中3週で迎えた24戦目は、3歳以上1000万下の八王子特別（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は黛弘人騎手（4戦0勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は力尽きて15着に終わった。

7月16日、中4週で迎えた25戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の信夫山特別（福島芝2600m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は嘉藤貴行騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

9月26日、中9週で迎えた26戦目は、東京カップけやき賞（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（8戦6勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

10月15日、中2週で迎えた27戦目は、3歳以上1000万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は嘉藤貴行騎手（5戦0勝）。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

12月11日、中7週で迎えた28戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（中山ダート2400m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが鈍く15着に終わった。

6歳（2017年）

1月8日、中3週で迎えた29戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の成田特別（中山ダート2400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は黛弘人騎手（5戦0勝）。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に終わった。

3月11日、中8週で迎えた30戦目は、4歳以上1000万下（中山ダート2400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は菊沢一樹騎手（3戦1勝）。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

6月13日、約3か月の休養明けで迎えた31戦目は、’17スパーキングナイトチャレンジ（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

9月25日、約3か月半の休み明けで迎えた32戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、東京カップけやき賞（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた33戦目は、3歳以上1000万下（東京ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は嘉藤貴行騎手（6戦0勝）。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。

7歳（2018年）

1月17日、約3か月の休み明けで迎えた34戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、まきのごはんパワーカップ（船橋ダート1600m 雨/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

2月7日、中2週で迎えた35戦目は、駿光特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。

4月13日、中8週で迎えた36戦目は、ザ・ナゲッツハートビートナイター特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

5月4日、中2週で迎えた37戦目は、鍾馗盃（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るアットザヘルムを上がり2位の末脚で半馬身差し切って久方ぶりに美酒を浴びた。

6月18日、中5週で迎えた38戦目は、ほたる賞（船橋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で笹川翼騎手（4戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

7月24日、中4週で迎えた39戦目は、スパイラルカーブ賞（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で笹川翼騎手（5戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた40戦目は、勇魚特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で笹川翼騎手（6戦1勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

8歳（2019年）

2月21日、約6か月半の休養明けで迎えた41戦目は、田中力騎手を鞍上に迎えて、駿光特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

3月14日、中2週で迎えた42戦目は、パラソルヒーターあたたかいで賞（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中力騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。