カツゲキ（2009年生、母ダンシングマートル）

カツゲキ（2009年3月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「活劇」。毛色は芦毛。種牡馬のサムライハート（当時7歳）と交配したダンシングマートルが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）浜口牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方25戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は2012年の一般C2十一十二。

経歴

デビュー前

1歳のとき、浜口牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

柴田高志厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2011年）

7月14日、デビュー戦は尾島徹騎手を鞍上に据えて、2歳戦の新馬チャレンジ（1）（笠松ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、勝ったマーメイドジャンプに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

7月29日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた2戦目は、2歳（笠松ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、アウヤンテプイに半馬身交わされて2着に敗北した。

10月4日、中9週で迎えた3戦目は、2歳戦の未勝利馬リバイバル（1）（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のトミシノドラゴンを半馬身振り切って未勝利戦を制した。

11月4日、中3週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞のゴールドウィング賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾島徹騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

12月12日、中4週で迎えた5戦目は、2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾島徹騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のエーシンスイアブに2馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。

12月30日、中2週で迎えた6戦目は、2歳地方重賞のライデンリーダー記念（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で尾島徹騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

3歳（2012年）

1月25日、中3週で迎えた7戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で尾島徹騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

2月17日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で尾島徹騎手（7戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

2月29日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で尾島徹騎手（8戦2勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のファイティングスピリットで最後まで踏ん張ったが、勝ったエーシンスイアブに詰め切れず、4馬身差の2着に敗れた。

3月25日、中3週で迎えた10戦目は、3歳500万下（阪神芝1200m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は10戦連続で尾島徹騎手（9戦2勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に終わった。

4月25日、中3週で迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で尾島徹騎手（10戦2勝）。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、抜け出したエーシンスイアブに半馬身届かず2着となった。

5月12日、中1週で迎えた12戦目は、3歳500万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で尾島徹騎手（11戦2勝）。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

7月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のカンナ特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

8月29日、中4週で迎えた14戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず最後はマルチゴールドと並んで5着同着となった。

9月12日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤友則騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。

10月12日、中3週で迎えた16戦目は、3歳戦の笠松オーナーズホース杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は尾島徹騎手（12戦2勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦の神無月特別（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（13戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた18戦目は、養老特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（14戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、抜け出したヒルノアビスコに半馬身届かず2着に敗北した。

12月31日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一十二（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のイーストファンガンに4馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

4歳（2013年）

1月22日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2七八（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦1勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月20日、中3週で迎えた21戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（大井ダート1400m 晴/重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2七八（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

3月25日、中2週で迎えた23戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

5月12日、中6週で迎えた24戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

6月3日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2五六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は減速してしまい13着に終わった。

10月24日、約5か月の休み明けで迎えた26戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般C2（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。

11月22日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた27戦目は、川霧賞（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。