アウヤンテプイ（2009年生、母バトルグレイシー）

アウヤンテプイ（2009年3月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「南アメリカ大陸に広がるギアナ高地を構成する山名」。毛色は芦毛。種牡馬のムーンバラッド（当時10歳）と交配したバトルグレイシーが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）若林牧場。2013年、2014年と道営スプリント(地方重賞)を連覇した他、2015年の道営スプリント(地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

柴田高志厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2011年）

7月14日、デビュー戦は花本正三騎手を鞍上に据えて、2歳戦の新馬チャレンジ（1）（笠松ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた2戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート800m 曇/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るカツゲキを猛烈な末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

8月29日、中3週で迎えた3戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、2歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るオーリーライアンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月20日、中2週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞の兼六園ジュニアカップ（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のアルドラに4馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

10月15日、中3週で迎えた5戦目は、2歳G2のデイリー杯2歳ステークス（京都芝1600m 外回り小雨/稍重）に出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（2戦2勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

11月16日、中4週で迎えた6戦目は、2歳S3の平和賞（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で尾島徹騎手（3戦2勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

11月25日、連闘で迎えた7戦目は、2歳戦の未勝利馬リバイバル（3）（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で尾島徹騎手（4戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトミシノドラゴンに8馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

3歳（2012年）

2月17日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、3歳地方重賞のゴールドジュニア（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で尾島徹騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のケンスターハーバーに5馬身の差をつけて優勝

4月5日、中6週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞の新緑賞（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で尾島徹騎手（6戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、伸びてきたマイネルセグメント決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

5月3日、中3週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた10戦目は、3歳地方重賞の駿蹄賞（名古屋ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で尾島徹騎手（7戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のオーリーライアンに1馬身半の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

6月8日、中4週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の東海ダービー（名古屋ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で尾島徹騎手（8戦5勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

7月15日、中4週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞のオパールカップ（盛岡芝1700m 小雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で尾島徹騎手（9戦5勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

10月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、「JRA・即PAT発売開始記念」特別（門別ダート1200m 雨/重）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のゲンキに2馬身の差をつけて7勝目を奪取した。

10月18日、中1週で迎えた14戦目は、JAしずない太陽の瞳特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を爆発させて、最後は2着のマッハタイザンに2馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

11月1日、中1週で迎えた15戦目は、伊藤千尋騎手を鞍上に迎えて、ディープインパクト・プレミアム（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るグランドラッチを豪脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

11月15日、中1週で迎えた16戦目は、グランシャリオナイター特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のファイアーアップに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4歳（2013年）

5月1日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた17戦目は、しずない桜まつり特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（3戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では息長く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のタイセイアドミラルに1馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

5月23日、中2週で迎えた18戦目は、地方重賞のエトワール賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（4戦4勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったファイアーアップにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

6月13日、中2週で迎えた19戦目は、Jpn3の北海道スプリントカップ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で井上俊彦騎手（5戦4勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた20戦目は、グランシャリオ門別スプリント（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で井上俊彦騎手（6戦4勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るファイアーアップを驚異的な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

7月24日、中3週で迎えた21戦目は、キングカメハメハ・プレミアム（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で井上俊彦騎手（7戦5勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るシャイニングアワーを上がり2位タイの末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

8月7日、中1週で迎えた22戦目は、胆振軽種馬農業協同組合特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で井上俊彦騎手（8戦6勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、伸びてきたエリモサプライズ決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

9月5日、中3週で迎えた23戦目は、ステイゴールド・プレミアム（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で井上俊彦騎手（9戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、伸びてきたグランドラッチ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

10月3日、中3週で迎えた24戦目は、地方重賞の道営スプリント（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で井上俊彦騎手（10戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のグランドラッチに1馬身半の差をつけて勝利数を14に伸ばす

10月31日、中3週で迎えた25戦目は、ディープインパクト・プレミアム（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で井上俊彦騎手（11戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したウルトラカイザーに半馬身届かず2着に敗北した。

5歳（2014年）

5月15日、約6か月半の休み明けで迎えた26戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のエトワール賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したグランヴァンに半馬身届かず2着に敗北した。

6月12日、中3週で迎えた27戦目は、Jpn3の北海道スプリントカップ（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた28戦目は、グランシャリオ門別スプリント（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮烈な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のウイッチワンドに3馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

7月21日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた29戦目は、S3の習志野きらっとスプリント（船橋ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（3戦1勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

9月2日、中5週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた30戦目は、ステイゴールド・プレミアム（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（4戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のケイアイクライムに1馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

10月2日、中3週で迎えた31戦目は、地方重賞の道営スプリント（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮崎光行騎手（5戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のケイアイクライムに2馬身の差をつけて断然人気に応えた。

6歳（2015年）

4月23日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた32戦目は、クロフネ・プレミアム（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で宮崎光行騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、伸びてきたクリーンエコロジー決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

5月13日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた33戦目は、ダイワメジャー・プレミアム（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で宮崎光行騎手（7戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では異次元の末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のグランヴァンに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月11日、中3週で迎えた34戦目は、Jpn3の北海道スプリントカップ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で宮崎光行騎手（8戦4勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、5着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた35戦目は、地方重賞のグランシャリオ門別スプリント（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で宮崎光行騎手（9戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はグランヴァンと並んで2着同着となった。

7月21日、中3週で迎えた36戦目は、Aiba苫小牧祭特別（門別ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で宮崎光行騎手（10戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のニシノボレロに7馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

8月16日、中3週で迎えた37戦目は、G3のエルムステークス（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で宮崎光行騎手（11戦5勝）。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

9月15日、中3週で迎えた38戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の旭岳賞（門別ダート1600m 内回り晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るグランプリブラッドを上がり1位タイの末脚でハナ差だけ差し切って単勝一倍台の支持に応えた。

10月1日、中1週で迎えた39戦目は、地方重賞の道営スプリント（門別ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（12戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るルージュロワイヤルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

10月29日、中3週で迎えた40戦目は、ディープインパクト・プレミアム（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（13戦6勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて、最後は2着のシセイカイカを半馬身振り切って断トツの支持に応えた。

7歳（2016年）

4月27日、約6か月の休養明けで迎えた41戦目は、クロフネ・プレミアム（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は石川倭騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るクリーンエコロジーを上がり2位タイの末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月9日、中5週で迎えた42戦目は、Jpn3の北海道スプリントカップ（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（2戦2勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

10月13日、約4か月の休み明けで迎えた43戦目は、ハーツクライ・プレミアム（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石川倭騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

11月10日、中3週で迎えた44戦目は、北竜ひまわりライス特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で石川倭騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のコールサインゼロをアタマ差振り切って勝利数を24に伸ばす

8歳（2017年）

4月25日、約5か月半の休養明けで迎えた45戦目は、ジャスタウェイ・プレミアム（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で石川倭騎手（5戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一気に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のメイショウノーベルをハナ差振り切って休養明けの一戦を物にした。

6月8日、中5週で迎えた46戦目は、Jpn3の北海道スプリントカップ（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で石川倭騎手（6戦4勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい10着に敗れた。

7月5日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた47戦目は、ヴィクトワールピサ・プレミアム（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で石川倭騎手（7戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

8月16日、中5週で迎えた48戦目は、地方重賞のエトワール賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で石川倭騎手（8戦4勝）。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた49戦目は、スマホアプリ JA2MP特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で石川倭騎手（9戦4勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

10月12日、中5週で迎えた50戦目は、ハーツクライ・プレミアム（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で石川倭騎手（10戦4勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた51戦目は、静内産米「万馬券」特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で石川倭騎手（11戦4勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

11月23日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた52戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、新燃岳特別（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダンシングに5馬身の差をつけて勝利数を26に伸ばす

12月9日、中1週で迎えた53戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の大淀川賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のコウギョウダグラスに2馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

9歳（2018年）

1月8日、中3週で迎えた54戦目は、有明海特別（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた55戦目は、地方重賞の雷山賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた56戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の唐津湾賞（佐賀ダート1400m 雪/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

4月28日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた57戦目は、高千穂峰賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のベルモントナイトに1馬身の差をつけて勝利数を28に伸ばす

6月23日、中7週で迎えた58戦目は、水無月賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（2戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた59戦目は、大分川特別（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は山口勲騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

8月31日、中7週で迎えた60戦目は、有明海特別（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（3戦2勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた61戦目は、佐賀葉隠ダッシュ（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（4戦2勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた62戦目は、玄界灘賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（5戦2勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

11月11日、中5週で迎えた63戦目は、地方重賞の佐賀オータムスプリント（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で竹吉徹騎手（6戦2勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

12月2日、中2週で迎えた64戦目は、佐賀ウインターダッシュ（佐賀ダート900m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で竹吉徹騎手（7戦2勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

12月24日、中2週で迎えた65戦目は、周防灘特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で竹吉徹騎手（8戦2勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。