グランヴァン（2009年生、母レザムルーズ）

グランヴァン（2009年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「偉大なワイン（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時6歳）と交配したレザムルーズが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）日進牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方47戦22勝2着8回。2014年のエトワール賞(地方重賞)に勝利した他、2015年のロードカナロア・プレミアム(一般)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

川嶋弘吉厩舎（笠松）へ入厩。

4歳（2013年）

1月21日、デビュー戦は向山牧騎手を鞍上に据えて、一般C31（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は494kg。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のルクールに9馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月27日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、桃花特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトーセンヘネシーに6馬身の差をつけて2勝目を手にした。

4月7日、中5週で迎えた3戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島ダート1700m 雨/不良）に出走。15頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に敗れた。

5月19日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

6月23日、中4週で迎えた5戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

10月9日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、Aiba静内祭賞（門別ダート1000m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、エルクイーンにクビ差交わされて2着に甘んじた。

10月31日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた7戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では矢のような伸びで驀進したが、ヤマニンクレマに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

11月6日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた8戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、つぼ八40周年記念賞2（門別ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフェデリーニに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

5歳（2014年）

4月29日、約6か月の休み明けで迎えた9戦目は、サッポロ極ZERO賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエールビスティーに6馬身の差をつけて休み明け初戦を制した。

5月15日、中1週で迎えた10戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のエトワール賞（門別ダート1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて、最後は2着のアウヤンテプイを半馬身振り切って5勝目を掴み取った。

6月12日、中3週で迎えた11戦目は、Jpn3の北海道スプリントカップ（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は桑村真明騎手（1戦1勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り14着に終わった。

7月3日、中2週で迎えた12戦目は、みついし蓬莱山まつり特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（2戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のスイングリーダーに3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

8月9日、中4週で迎えた13戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

9月25日、中6週で迎えた14戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、鵡川カネダイ大野シシャモ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて、最後は2着のリコーレヴェントンを半馬身振り切って圧倒的支持に応えた。

10月16日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上B1-2～B3（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（3戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るカンタベリーリュウをアタマ差だけ差し切って断然の支持に応えた。

10月30日、中1週で迎えた16戦目は、鵡川ししゃも特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るプリサイスガールを驚異的な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

11月13日、中1週で迎えた17戦目は、浦河ウエリントンファイナルカップ（門別ダート1200m 雪/重）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

6歳（2015年）

4月23日、約5か月半の休養明けで迎えた18戦目は、福寿草特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（3戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のバンブーバッジョに3馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

5月13日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、ダイワメジャー・プレミアム（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で井上俊彦騎手（4戦3勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったアウヤンテプイに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

6月11日、中3週で迎えた20戦目は、Jpn3の北海道スプリントカップ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で井上俊彦騎手（5戦3勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた21戦目は、地方重賞のグランシャリオ門別スプリント（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で井上俊彦騎手（6戦3勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はアウヤンテプイと並んで2着同着となった。

7月8日、中1週で迎えた22戦目は、石榴特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で井上俊彦騎手（7戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のバンブーバッジョに2馬身の差をつけて断然人気に応えた。

8月5日、中3週で迎えた23戦目は、アンタレス特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のスズカプリティーに4馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

8月20日、中1週で迎えた24戦目は、地方重賞のエトワール賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（8戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

9月10日、中2週で迎えた25戦目は、ロードカナロア・プレミアム（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（9戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のキタサンウンリューに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月1日、中2週で迎えた26戦目は、地方重賞の道営スプリント（門別ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（10戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた27戦目は、旬の味覚!門別ししゃも祭り特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で井上俊彦騎手（11戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

11月12日、中3週で迎えた28戦目は、銀杏特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で井上俊彦騎手（12戦5勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

7歳（2016年）

1月4日、中7週で迎えた29戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十十一（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るシンボリパソドブレを豪快な末脚で3/4馬身差し切って制した。

1月27日、中2週で迎えた30戦目は、神奈川県馬主協会賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトウカイガンバに7馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

3月3日、中4週で迎えた31戦目は、沈丁花特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るトウカイガンバを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

3月30日、中3週で迎えた32戦目は、桜草特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（3戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のポッドジョイに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月12日、中5週で迎えた33戦目は、薄暑特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（4戦4勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったタマモベルモットに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

6月16日、中4週で迎えた34戦目は、水無月特別（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で山崎誠士騎手（5戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

7月8日、中2週で迎えた35戦目は、よみうりランドプール WAI杯（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山崎誠士騎手（6戦4勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のポッドジョイに1馬身半の差をつけて勝利数を18に伸ばす

8歳（2017年）

6月21日、約11か月半の休養明けで迎えた36戦目は、地方重賞のグランシャリオ門別スプリント（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は黒沢愛斗騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

12月20日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた37戦目は、西森将司騎手を鞍上に迎えて、一般A B（高知ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

9歳（2018年）

1月14日、中3週で迎えた38戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、一般A B（高知ダート1600m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線に入ると、前で粘るドラゴンテリーを自慢の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

2月18日、中4週で迎えた39戦目は、アメジスト特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松木大地騎手（1戦1勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

3月11日、中2週で迎えた40戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、松野ボンバイエ特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、サトノキングリーにクビ差交わされて2着となった。

4月7日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた41戦目は、お花見特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のスタンドアウトを3/4馬身振り切って断トツ人気に応えた。

4月22日、中1週で迎えた42戦目は、一般C1-5（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松木大地騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた43戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、一般C1-5（高知ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアンリエットに5馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

5月27日、中1週で迎えた44戦目は、鷹匠公園特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は上田将司騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた45戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、レーヴムッシューに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

6月24日、中1週で迎えた46戦目は、風の里公園特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で上田将司騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のマイネルサグラを半馬身振り切って勝利数を22に伸ばす

7月15日、中2週で迎えた47戦目は、一般B2（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で上田将司騎手（5戦2勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた48戦目は、白髪山特別（高知ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は松木大地騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた49戦目は、一般B2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松木大地騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、クインズトロブラボにハナ差交わされて2着となった。

9月1日、中1週で迎えた50戦目は、五台山特別（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は上田将司騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

9月29日、中3週で迎えた51戦目は、秋葉山特別（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（7戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。