フェデリーニ（2010年生、母コンゴウマドンナ）

フェデリーニ（2010年3月6日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード（当時13歳）と交配したコンゴウマドンナが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）高橋ファーム。戦績は、地方10戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は2014年のむろらん港まつり賞(一般C4-3)。

経歴

デビュー前

柳沢好美厩舎（北海道）へ入厩。

3歳（2013年）

9月17日、デビュー戦は佐々木国明騎手を鞍上に据えて、3歳以上C4-8（門別ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は426kg。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、リードを2馬身以上保って、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリトルヘイローに約13馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

10月9日、中2週で迎えた2戦目は、3歳以上C4-8（門別ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアグライアを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

10月22日、中1週で迎えた3戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（2戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るルナーリンガスをハナ差だけ差し切って負け無しの3連勝を決めた。

11月6日、中1週で迎えた4戦目は、つぼ八40周年記念賞2（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木国明騎手（3戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったグランヴァンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4歳（2014年）

5月22日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた5戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、抜け出したステラインベレッタを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

6月12日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

6月19日、連闘で迎えた7戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、抜け出したリシャールサーバーを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

7月2日、中1週で迎えた8戦目は、室蘭イルカ・鯨ウオッチング賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったレッドペリグリンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7月22日、中2週で迎えた9戦目は、むろらん港まつり賞（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るヤマニンビュランを鮮やかな末脚でクビ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

8月19日、中3週で迎えた10戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C33 C41（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、モルフェワインにクビ差交わされて2着に甘んじた。