パワフルオペラ（2001年生、母アテネ）

パワフルオペラ（2001年2月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「強力な＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のグランドオペラ（当時17歳）と交配したアテネが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は高橋啓。戦績は、中央平地2戦0勝、地方18戦7勝2着3回。主な勝ち鞍は2003年のアタックチャレンジII( 牝)。

経歴

デビュー前

原孝明厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2003年）

5月22日、デビュー戦は坂下秀樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は478kg。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。4着を確保した。

5月28日、連闘で迎えた2戦目は、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月25日、中3週で迎えた3戦目は、2歳（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のグランドドールに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月13日、中6週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジII（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のチヒロをクビ差制して2勝目を手にした。

9月16日、中4週で迎えた5戦目は、2歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂下秀樹騎手（4戦2勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったブルーエースから半馬身差の2着となった。

9月25日、連闘で迎えた6戦目は、2歳戦のウィナーズチャレンジ（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で坂下秀樹騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のウィナーズチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で坂下秀樹騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったアンフィーイモンからクビ差の2着に甘んじた。

3歳（2004年）

2月26日、約4か月半の休み明けで迎えた8戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のシルクウィルをアタマ差制して久々の一戦をモノにした。

3月15日、中2週で迎えた9戦目は、クロッカス特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月4日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1200m 雨/不良）に出走。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

4月22日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた11戦目は、一般B15（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のキミノプリティーに1馬身半の差をつけて4勝目を掴み取った。

6月5日、中5週で迎えた12戦目は、3歳500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（2戦1勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は勢いを失って14着に終わった。

6月16日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、3歳オープンのキング（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田稔騎手（3戦1勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の東海クイーンカップ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月11日、中5週で迎えた15戦目は、一般B10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた16戦目は、一般B10（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のパピヨンエミリーに半馬身の差をつけて制した。

9月8日、中1週で迎えた17戦目は、深見明宏騎手を鞍上に迎えて、おみなえし特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のグローイングをアタマ差制して6勝目を手中に収めた。

9月22日、中1週で迎えた18戦目は、サルビア特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で深見明宏騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったジーエスレインボーから1馬身半差の2着となった。

10月6日、中1週で迎えた19戦目は、牝馬限定戦のあおなみ金城ふ頭駅賞（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で深見明宏騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のバンナフラッパーに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月8日、中4週で迎えた20戦目は、高師緑地特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。