マッキーグローリ（1997年生、母ミヨシチェリー）

マッキーグローリ（1997年5月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のキンググローリアス（当時11歳）と交配したミヨシチェリーが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）高村牧場。戦績は、中央平地38戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2002年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高村唯三から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、薪浦亨によって903万円で落札された。

伊藤修司厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1999年）

10月9日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は476kg。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったフミノトップヒルに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

10月31日、連闘で迎えた3戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったトーヨーマシュウコにねじ伏せられてアタマ差の2着となった。

11月13日、中1週で迎えた4戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。17頭立ての1番人気に推されて大外17番ゲートからスタート。端を取り切り、タフなペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた5戦目は、3歳500万下のサルビア賞（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は小林徹弥騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

12月18日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は四位洋文騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて、最後は2着のダンツランニングに1馬身3/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

3歳（2000年）

1月22日、中4週で迎えた7戦目は、4歳500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（3戦1勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し速いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

6月10日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の桐花賞（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資のガッツでゴールまで力戦し、4着に入った。

6月25日、中1週で迎えた9戦目は、4歳500万下のあじさい賞（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて11着に敗れた。

7月16日、中2週で迎えた10戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた11戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のインターウィッシュを3/4馬身振り切って2勝目をマークした。

8月19日、中2週で迎えた12戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下のTVQ杯（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。15頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい8着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上900万下の北斗賞（札幌ダート1000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は本田優騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、抜け出したクリストワイニングに3/4馬身届かず2着となった。

4歳（2001年）

2月17日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた14戦目は、4歳以上900万下の和布刈特別（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は野元昭嘉騎手（1戦1勝）。15頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

3月10日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上900万下の伊丹特別（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（2戦1勝）。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

3月17日、連闘で迎えた16戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は本田優騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

3月31日、中1週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の仲春賞（阪神芝1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は野元昭嘉騎手（3戦1勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

4月15日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（4戦1勝）。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって8着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は本田優騎手（4戦0勝）。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

5月19日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上900万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は野元昭嘉騎手（5戦1勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

5歳（2002年）

2月17日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた21戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（6戦1勝）。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野元昭嘉騎手（7戦1勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入った。

3月16日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野元昭嘉騎手（8戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

3月24日、連闘で迎えた24戦目は、常石勝義騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。

4月27日、中4週で迎えた25戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は野元昭嘉騎手（9戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のゼンノロンシャンに3馬身半の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

5月11日、中1週で迎えた26戦目は、服部剛史騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（京都ダート1200m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上1000万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は野元昭嘉騎手（10戦2勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

6月29日、中4週で迎えた28戦目は、3歳以上1000万下の鶴見特別（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（11戦2勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

7月7日、連闘で迎えた29戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の文月特別（阪神芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で野元昭嘉騎手（12戦2勝）。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた30戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の雲仙特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

8月25日、中4週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた31戦目は、高山太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の妙高特別（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

9月29日、中4週で迎えた32戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の水上特別（新潟ダート1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高山太郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

10月20日、中2週で迎えた33戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の天王山特別（京都ダート1200m 雨/重）に出走。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

6歳（2003年）

11月9日、約13か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた34戦目は、高野容輔騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（京都ダート1400m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり最後はマンジュデンコウベと並んで6着同着となった。

11月23日、中1週で迎えた35戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（京都ダート1200m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた36戦目は、3歳以上1000万下（阪神ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で黒岩悠騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚を伸ばせず16着に終わった。

12月28日、中2週で迎えた37戦目は、3歳以上1000万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は野元昭嘉騎手（13戦2勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

7歳（2004年）

2月1日、中4週で迎えた38戦目は、岩崎祐己騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（京都ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚にキレが無く16着に終わった。