ツルマルノホシ（2006年生、母ツルマルグラマー）

ツルマルノホシ（2006年6月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋星」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時5歳）と交配したツルマルグラマーが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）市川牧場。戦績は、中央平地11戦0勝2着1回、地方21戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は2010年の4歳以上B2。

経歴

デビュー前

橋口弘次郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

2月7日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したダディーズウォーズを捕まえ切れず、アタマ差の2着となった。

2月28日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、6着に終わった。

3月28日、中3週で迎えた3戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2200m 晴/良）に出走。18頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

4月18日、中2週で迎えた4戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。

5月16日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

6月13日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で上村洋行騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に敗れた。

7月19日、中4週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で上村洋行騎手（3戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。

8月9日、中2週で迎えた8戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

8月29日、中2週で迎えた9戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

10月31日、中6週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は上村洋行騎手（4戦0勝）。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

12月16日、中6週で迎えた12戦目は、松浦聡志騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、勝ったディアンサスに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月31日、中1週で迎えた13戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシマノヘローに8馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2010年）

1月13日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は松浦聡志騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタイムトンネルに約10馬身の大差をつけて順当に勝利した。

2月4日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C1（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松浦聡志騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、勝ったタガノデジタルに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

2月18日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松浦聡志騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマスタークラウンに6馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

3月17日、中3週で迎えた17戦目は、4歳以上B2（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で松浦聡志騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、スナークキャプテンにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

4月21日、中4週で迎えた18戦目は、4歳以上B2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は田中学騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では少しずつ前との差を詰めて、最後は2着のモエレストロベリーをアタマ差振り切って断然人気に応えた。

5歳（2011年）

5月19日、約13か月の休み明けで迎えた19戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松浦聡志騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

6月9日、中2週で迎えた20戦目は、とけいそう賞（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦聡志騎手（6戦2勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き12着に敗れた。

6月29日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松浦聡志騎手（7戦2勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

7月18日、中2週で迎えた22戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

8月10日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松浦聡志騎手（8戦2勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

8月31日、中2週で迎えた24戦目は、平岩潤一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松浦聡志騎手（9戦2勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦聡志騎手（10戦2勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、ラブリーピンクに半馬身交わされて2着となった。

10月27日、中3週で迎えた27戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松浦聡志騎手（11戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のプリンセスミホに7馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

12月6日、中5週で迎えた28戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松浦聡志騎手（12戦3勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で松浦聡志騎手（13戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、クレバーステージに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

6歳（2012年）

1月10日、中2週で迎えた30戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松浦聡志騎手（14戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

1月25日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で松浦聡志騎手（15戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

2月9日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。