ウィンギフトホース（1996年生、母ワールドメロディー）

ウィンギフトホース（1996年5月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のレジェンドテイオー（当時13歳）と交配したワールドメロディーが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は加藤牧場。戦績は、中央平地9戦0勝2着1回、地方28戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は2000年の一般B2。

経歴

デビュー前

大和田稔厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1999年）

1月6日、デビュー戦は伊藤暢康騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

1月24日、中2週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤暢康騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

2月14日、中2週で迎えた3戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったスターペスシローに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

2月21日、連闘で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

9月19日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は伊藤暢康騎手（2戦0勝）。15頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤暢康騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた7戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

11月6日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤暢康騎手（4戦0勝）。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で伊藤暢康騎手（5戦0勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天授の闘争本能でゴールまで頑張り、5着を確保した。

4歳（2000年）

1月7日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた10戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般C4ト C5イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったハナエースから半馬身差の2着に敗北した。

2月1日、中3週で迎えた11戦目は、一般C4ハ（足利ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のオーゴンキップに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月13日、中1週で迎えた12戦目は、一般C4ロ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のプレイズロッチに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月24日、中1週で迎えた13戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田利雄騎手（3戦2勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月9日、中5週で迎えた14戦目は、三野宮通騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三野宮通騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で三野宮通騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月22日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で三野宮通騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったハッピーリズムから3馬身差の2着となった。

6月18日、中3週で迎えた18戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で三野宮通騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で三野宮通騎手（5戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で三野宮通騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で三野宮通騎手（7戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で三野宮通騎手（8戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月28日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で三野宮通騎手（9戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で三野宮通騎手（10戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。11着に敗れた。

10月8日、中3週で迎えた25戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で三野宮通騎手（11戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のシングンラッパに3馬身の差をつけて3勝目を手にした。

11月3日、中3週で迎えた26戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で三野宮通騎手（12戦1勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったメモリアルサンデーから2馬身半差の2着となった。

11月18日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で三野宮通騎手（13戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイガーチャージからアタマ差の2着に惜敗した。

12月2日、中1週で迎えた28戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月18日、中1週で迎えた29戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のマルブツシーズに1馬身半の差をつけて4勝目を獲得した。

12月31日、中1週で迎えた30戦目は、一般B2（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5歳（2001年）

4月16日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた31戦目は、伊藤康浩騎手を鞍上に迎えて、一般B2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月19日、約8か月の休養明けで迎えた32戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤康浩騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。3着に入った。

12月29日、中0週で迎えた33戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、磐井川特別（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

6歳（2002年）

4月13日、約3か月半の休養明けで迎えた34戦目は、畠山信一騎手を鞍上に迎えて、一般B2（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた35戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で畠山信一騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた36戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた37戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。