コスモカメリア（2002年生、母シロツバキ）

コスモカメリア（2002年5月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋椿」。毛色は鹿毛。種牡馬のマイネルラヴ（当時7歳）と交配したシロツバキが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は青森県、生産者はワールドファーム。戦績は、中央平地12戦1勝2着1回、地方32戦3勝。2006年のノーザンホースパーク特別(一般)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ワールドファームから「八戸11月市場サラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、ワールドファームから「八戸市場サラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって210万円で落札された。

矢野進厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2004年）

12月18日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は450kg。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

3歳（2005年）

1月15日、中3週で迎えた2戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り雨/良）に出走。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。

2月5日、中2週で迎えた3戦目は、水出大介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

3月5日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で水出大介騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。

3月12日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で水出大介騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のモノセロスを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

4月17日、中4週で迎えた6戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳500万下の雪うさぎ賞（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて12着に敗れた。

5月8日、中2週で迎えた7戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

6月5日、中3週で迎えた8戦目は、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は水出大介騎手（3戦1勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、ピクシーダストに交わされて1馬身半差の2着となった。

11月12日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1150m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で水出大介騎手（4戦1勝）。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

12月24日、中5週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた10戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

4歳（2006年）

2月11日、中6週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は水出大介騎手（5戦1勝）。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚が止まってしまい14着に終わった。

3月12日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で水出大介騎手（6戦1勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず16着に終わった。

4月20日、中5週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた13戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、日高獣医師会特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月4日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた14戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、ノーザンホースパーク特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

5月17日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた15戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、創成川特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

6月7日、中2週で迎えた16戦目は、豊平川特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた17戦目は、プログレス日高特別（札幌(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた18戦目は、うらかわ馬フェスタ特別（旭川ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に沈んだ。

7月20日、中1週で迎えた19戦目は、プロキオン特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のエイダイセンターに4馬身の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

8月3日、中1週で迎えた20戦目は、キリン生茶シャイニングスターカップ特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で斉藤正弘騎手（4戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた21戦目は、旭川レーシングセンター特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で斉藤正弘騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた22戦目は、牝馬限定のハンデ地方重賞のノースクイーンカップ（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で斉藤正弘騎手（6戦1勝）。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。12着に終わった。

10月12日、中5週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた23戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の紅葉特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた24戦目は、一般B3二（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、豪脚を爆発させて、最後は2着のキングミシエロに1馬身半の差をつけて制した。

11月16日、中2週で迎えた25戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、一般B3二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、最後はモリアティチャーシと並んで3着同着となった。

12月8日、中2週で迎えた26戦目は、ハンデ戦の富里特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

5歳（2007年）

1月2日、中3週で迎えた27戦目は、牝馬限定戦のニューイヤー特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るファッションハートを上がり1位タイの末脚でクビ差だけ差し切って先頭ゴールを果たした。

1月12日、中0週で迎えた28戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、花信風特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

2月8日、中3週で迎えた29戦目は、ハンデ戦の駿麗特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、3着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた30戦目は、牝馬限定戦のひなまつり特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた31戦目は、幸手権現堂桜堤賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

4月9日、中2週で迎えた32戦目は、イースター特別（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（6戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

5月1日、中2週で迎えた33戦目は、ハンデ戦の昇竜特別（船橋ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（7戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

5月18日、中1週で迎えた34戦目は、新緑特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（8戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月18日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた35戦目は、ハンデ戦の麻綿原特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で左海誠二騎手（9戦1勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

7月18日、中3週で迎えた36戦目は、ハンデ戦の日本水特別（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で左海誠二騎手（10戦1勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた37戦目は、サザンクロス特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で左海誠二騎手（11戦1勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた38戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の処暑特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

9月28日、中4週で迎えた39戦目は、ハンデ戦の十六夜特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（12戦1勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた40戦目は、青海波特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（13戦1勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

10月23日、中1週で迎えた41戦目は、ハンデ戦の鴻雁特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（14戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた42戦目は、錦秋特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（15戦1勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

11月15日、連闘で迎えた43戦目は、ハンデ戦のホオジロ賞（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は町田直希騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

12月7日、中2週で迎えた44戦目は、ハマシギ賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（16戦1勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。