コメンデーション（1998年生、母プランス）

Commendation

1998.05.25

コメンデーション（1998年5月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時8歳）と交配したプランスが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）井高牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方17戦7勝2着1回。主な勝ち鞍は2002年の4歳C1。

経歴

デビュー前

当歳のとき、井高牧場から「北海道10月市場サラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

ユニオンオーナーズクラブにて総額2,835万円（28.35万×100口）で一口馬主が募集された。

杉浦宏昭厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

4月29日、デビュー戦は二本柳壮騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未出走（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

5月26日、中3週で迎えた2戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。17頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。最後は脚色が衰えて15着に敗れた。

6月24日、中3週で迎えた3戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい6着に終わった。

7月15日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は二本柳壮騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で大外18番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は勢いを失って17着に終わった。

9月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、大沢辰也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。18頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。18着に終わった。

11月12日、中5週で迎えた6戦目は、千葉淳志騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のバースデーウィナーに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月26日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉淳志騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のエチュードジョージに3/4馬身の差をつけて2勝目を手にした。

12月24日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、西康志騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のイチヨシパークに1馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

4歳（2002年）

1月14日、中2週で迎えた9戦目は、4歳C1（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西康志騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のダイタククルーに半馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月8日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は千葉淳志騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月18日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた11戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉淳志騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は西康志騎手（2戦2勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は千葉淳志騎手（4戦2勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は西康志騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のトウホクグルームに3馬身の差をつけて5勝目を奪取した。

7月14日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西康志騎手（4戦3勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は千葉淳志騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のオテンバミヨチャンをクビ差制して6勝目を奪取した。

8月17日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉淳志騎手（6戦3勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったタマタイトスポットからクビ差の2着に惜敗した。

8月31日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で千葉淳志騎手（7戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で千葉淳志騎手（8戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のラントゥビーフリーに1馬身1/4の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月28日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で千葉淳志騎手（9戦4勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月27日、中3週で迎えた21戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で千葉淳志騎手（10戦4勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で千葉淳志騎手（11戦4勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。