ムーンパスノキセキ（2016年生、母セレブセレクション）

ムーンパスノキセキ（2016年2月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のキンシャサノキセキ（当時13歳）と交配したセレブセレクションが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は芳住鉄兵。2019年のDS2019九州ダービー栄城賞(地方重賞)で2着に入った他、2018年のカペラ賞(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

土井道隆厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2018年）

5月19日、デビュー戦は川島拓騎手を鞍上に据えて、2歳（佐賀ダート900m 曇/稍重）に出走。馬体重は478kg。5頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく3着に敗れた。

6月19日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川島拓騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず3着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で川島拓騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスターオブレビューに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月16日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島拓騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のオールアウトを3/4馬身振り切って2勝目を収める

10月14日、約3か月の休み明けで迎えた5戦目は、2歳地方重賞の九州ジュニアチャンピオン（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で川島拓騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

11月3日、中2週で迎えた6戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川島拓騎手（5戦2勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま強靭な粘り腰で末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のエムティミホに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月25日、中2週で迎えた7戦目は、2歳地方重賞のカペラ賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で川島拓騎手（6戦3勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったニュールックに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

3歳（2019年）

1月5日、中5週で迎えた8戦目は、3歳オープンの佐賀若駒賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で川島拓騎手（7戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、抜け出したローズカラーに3/4馬身届かず2着に敗北した。

1月19日、中1週で迎えた9戦目は、祝月賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は9戦連続で川島拓騎手（8戦3勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

2月9日、中2週で迎えた10戦目は、沈丁花賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は10戦連続で川島拓騎手（9戦3勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

2月17日、連闘で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の飛燕賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で川島拓騎手（10戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月30日、中5週で迎えた12戦目は、グレイトフルカップ（佐賀ダート1400m 曇/良）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は12戦連続で川島拓騎手（11戦3勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく6着に終わった。

4月21日、中2週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の佐賀皐月賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で川島拓騎手（12戦3勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた14戦目は、3歳オープンの鯱の門特選（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で川島拓騎手（13戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、最後はオールアウトと並んで3着同着となった。

5月26日、中2週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞のDS2019九州ダービー栄城賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で川島拓騎手（14戦3勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったスーパージンガに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

6月15日、中2週で迎えた16戦目は、向暑特別（佐賀ダート1800m 曇/不良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は16戦連続で川島拓騎手（15戦3勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったロードスターダストに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

7月13日、中3週で迎えた17戦目は、文月特別（佐賀ダート1750m 雨/不良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は17戦連続で川島拓騎手（16戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

4歳（2020年）

1月25日、約6か月半の休養明けで迎えた18戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、マーヴェラス賞（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた19戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、梅花特別（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。