サヤマスミレ（1997年生、母ハードシンゲキ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、小屋畑和久から「北海道8月市場サラブレッド2歳」と「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

3歳（2000年）

3月31日、デビュー戦は見沢譲治騎手を鞍上に据えて、4歳（浦和ダート1300m 曇/良）に出走。馬体重は438kg。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月21日、中2週で迎えた2戦目は、4歳（浦和ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のレッドスパイラルに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、4歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で見沢譲治騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

10月11日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から11kg増やして迎えた4戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で見沢譲治騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

11月9日、中3週で迎えた5戦目は、4歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で見沢譲治騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた6戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で見沢譲治騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマンリーマチルダを次元の違う末脚で半馬身差し切って勝利を手に入れた。

12月29日、中4週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で見沢譲治騎手（6戦2勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミツイシヒカリに5馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

4歳（2001年）

1月22日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2四イ（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で見沢譲治騎手（7戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のレオユウシャに1馬身の差をつけて優勝

2月20日、中3週で迎えた9戦目は、一般C2三ア（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で見沢譲治騎手（8戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアトランタスピードを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3月19日、中3週で迎えた10戦目は、陽春特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で見沢譲治騎手（9戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったヘイセイサンダーに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

4月6日、中2週で迎えた11戦目は、一般C1四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で見沢譲治騎手（10戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったワカイナリに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

5月1日、中3週で迎えた12戦目は、一般C1五ア（浦和ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で見沢譲治騎手（11戦5勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったアイアイヒンギスに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

7月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、矢内博騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1三イ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（12戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

9月4日、中4週で迎えた15戦目は、一般C1四ア（浦和ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（13戦5勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

9月30日、中3週で迎えた16戦目は、一般C1五（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で見沢譲治騎手（14戦5勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1四（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は矢内博騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

11月6日、中2週で迎えた18戦目は、一般C1六（浦和ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で矢内博騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて、最後は2着のホッカイボッシーを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。

11月13日、連闘で迎えた19戦目は、一般C1七（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で矢内博騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月5日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1四イ（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（15戦5勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

5歳（2002年）

1月18日、中5週で迎えた21戦目は、一般C1三イ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は矢内博騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1五（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢内博騎手（5戦1勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

4月2日、中7週で迎えた23戦目は、一般C1四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢内博騎手（6戦1勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に敗れた。

4月29日、中3週で迎えた24戦目は、一般C1九十（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢内博騎手（7戦1勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1四イ（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で矢内博騎手（8戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

6月4日、中2週で迎えた26戦目は、一般C1九十（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で矢内博騎手（9戦1勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で矢内博騎手（10戦1勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

7月9日、中2週で迎えた28戦目は、笹原直樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に敗れた。

7月30日、中2週で迎えた29戦目は、一般C2二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は矢内博騎手（11戦1勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた30戦目は、銀河特別（大井ダート1590m 内回り雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で矢内博騎手（12戦1勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

10月21日、中8週で迎えた31戦目は、一般C2二三（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で矢内博騎手（13戦1勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

11月11日、中2週で迎えた32戦目は、一般C2一イ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢内博騎手（14戦1勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいいところがなく11着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2二イ（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で矢内博騎手（15戦1勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた34戦目は、一般C2二（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で矢内博騎手（16戦1勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

6歳（2003年）

1月4日、中2週で迎えた35戦目は、一般C2五（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で矢内博騎手（17戦1勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい7着に終わった。

2月14日、中5週で迎えた36戦目は、一般C2四ア（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で矢内博騎手（18戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のムサシシェーバーに6馬身の差をつけて7勝目を掴み取った。

3月12日、中3週で迎えた37戦目は、一般C2三イ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で矢内博騎手（19戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のマルカンアキをクビ差振り切って8勝目を手にした。

5月5日、中7週で迎えた38戦目は、一般C2一二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で矢内博騎手（20戦3勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。