ヘイハチハピネス（2013年生、母インディアリング）

ヘイハチハピネス（2013年4月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋幸福」。毛色は鹿毛。種牡馬のプリサイスエンド（当時16歳）と交配したインディアリングが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）下屋敷牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方24戦4勝2着2回。2016年のクイーンカップ(牝地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

作田誠二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

10月18日、デビュー戦は中井裕二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

12月6日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中井裕二騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

3歳（2016年）

1月23日、中6週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中井裕二騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。

3月21日、中7週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた4戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1600m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた5戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のナムラホビットに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月27日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るハードルソングを豪脚でアタマ差だけ差し切って圧倒的支持に応えた。

5月11日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の小瀬特別（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤原幹生騎手（2戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したノアナイトにアタマ差届かず2着に甘んじた。

6月1日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦の木曽川特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤原幹生騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のアイファーヴリルに3馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

6月15日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の巌立峡特別（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で藤原幹生騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、スーパーラッドに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

6月29日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のクイーンカップ（笠松ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で藤原幹生騎手（5戦3勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のチェンジイットに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、牝馬限定3歳G2のローズステークス（阪神芝1800m 外回り曇/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は7戦連続で藤原幹生騎手（6戦4勝）。15頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では切れる脚を使えず15着に終わった。

10月14日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた12戦目は、3歳地方重賞の岐阜金賞（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で藤原幹生騎手（7戦4勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

10月24日、中0週で迎えた13戦目は、十六銀行たまるンバ杯（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で藤原幹生騎手（8戦4勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定地方重賞の兵庫クイーンカップ（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で藤原幹生騎手（9戦4勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

12月5日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた15戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、十六銀行Smile杯（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

12月27日、中2週で迎えた16戦目は、水野翔騎手を鞍上に迎えて、十六銀行J-Point杯（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

4歳（2017年）

1月9日、中1週で迎えた17戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、めいほう杯（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた18戦目は、マックル賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた19戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、春菊賞（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

2月22日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、猫の日賞（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

4月5日、中5週で迎えた21戦目は、恵利・拓也結婚記念杯（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（10戦4勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

4月26日、中2週で迎えた22戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、一般B5（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた23戦目は、一般B5（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

5月29日、中2週で迎えた24戦目は、一般B4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

7月12日、中5週で迎えた25戦目は、一般B4（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

8月5日、中2週で迎えた26戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、鳴子特別（高知ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

8月26日、中2週で迎えた27戦目は、一般B4（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた28戦目は、ススメ五つの星屑特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で西川敏弘騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

10月1日、中2週で迎えた29戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、早明浦ダム特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。