サンライズホーク（2019年生、母ローマンブリッジ）

サンライズホーク（2019年4月7日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名+鷹」。毛色は青鹿毛。種牡馬のリオンディーズ（当時6歳）と交配したローマンブリッジが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は下河辺牧場。2023年の兵庫ゴールドトロフィー(ハンデJpn3)に勝利した他、2023年のサマーチャンピオン(ハンデJpn3)を制するなど、重賞3勝を挙げた。

経歴

デビュー前

牧浦充徳厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2022年）

6月19日、デビュー戦は国分恭介騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は502kg。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く15着に終わった。

9月3日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 雨/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のシックザインに3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月18日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた3戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では少しずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のスリードレフォンをクビ差振り切って2勝目をつかんだ。

4歳（2023年）

1月15日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、4歳以上2勝クラス（中京ダート1200m 曇/稍重）に58kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で国分優作騎手（2戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて難なく抜け出し、最後は2着のサウンドサンビームに3馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

1月28日、中1週で迎えた5戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの伊賀ステークス（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で国分優作騎手（3戦3勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて難なく抜け出し、最後は2着のラヴケリーに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月9日、中9週で迎えた6戦目は、京葉ステークス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で国分優作騎手（4戦4勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。

5月6日、中3週で迎えた7戦目は、越後ステークス（新潟ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で国分優作騎手（5戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

8月15日、約3か月半の休養明けで迎えた8戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、Jpn3のクラスターカップ（盛岡ダート1200m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず9着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた9戦目は、ハンデJpn3のサマーチャンピオン（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続でM.デムーロ騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のオマツリオトコに2馬身半の差をつけて重賞ウィナーの称号を奪取した。

12月20日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた10戦目は、ハンデJpn3の兵庫ゴールドトロフィー（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続でM.デムーロ騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジリジリと前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のケイアイドリーを3/4馬身振り切って2つ目の重賞タイトルを手に入れた。

5歳（2024年）

2月29日、中9週で迎えた11戦目は、Jpn3のかきつばた記念（名古屋ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続でM.デムーロ騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のヘリオスに1馬身半の差をつけて3連勝で3つ目の重賞タイトルを手に入れた。

3月26日、中3週で迎えた12戦目は、Jpn3の黒船賞（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続でM.デムーロ騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。

6月19日、約3か月の間隔を開けて迎えた13戦目は、Jpn1のさきたま杯（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続でM.デムーロ騎手（5戦3勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず11着に敗れた。

9月1日、約2か月半の間隔を開けて迎えた14戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、ハンデJpn3のサマーチャンピオン（佐賀ダート1400m 晴/重）に59kgの斤量を背負って出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた15戦目は、Jpn3のオーバルスプリント（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上はM.デムーロ騎手（6戦3勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず3着に敗れた。

11月9日、中6週で迎えた16戦目は、G3の武蔵野ステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でM.デムーロ騎手（7戦3勝）。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、5着に終わった。

12月25日、中6週で迎えた17戦目は、ハンデJpn3の兵庫ゴールドトロフィー（園田ダート1400m 晴/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続でM.デムーロ騎手（8戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したフォーヴィスムにハナ差届かず2着に甘んじた。

6歳（2025年）

2月24日、中8週で迎えた18戦目は、Jpn3のかきつばた記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続でM.デムーロ騎手（9戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、抜け出したロードフォンスを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

4月16日、中6週で迎えた19戦目は、Jpn3の東京スプリント（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続でM.デムーロ騎手（10戦3勝）。15頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したエートラックスにクビ差届かず2着に甘んじた。

7月27日、約3か月半の休み明けで迎えた20戦目は、吉村誠之助騎手を鞍上に迎えて、G3の東海ステークス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に敗れた。

11月15日、約3か月半の休養明けで迎えた21戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、G3の武蔵野ステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず16着に終わった。