デルマチャチャ（2013年生、母サバクノバラ）

デルマチャチャ（2013年4月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のサムライハート（当時11歳）と交配したサバクノバラが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はファニーヒルファーム。戦績は、中央平地13戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2016年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

藤沢則雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

11月7日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は492kg。17頭立ての14番人気で大外17番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい11着に終わった。

11月29日、中2週で迎えた2戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

12月26日、中3週で迎えた3戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したサクレディーヴァを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

3歳（2016年）

1月16日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小崎綾也騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のベルクリアに3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

4月16日、約3か月の休養明けで迎えた5戦目は、3歳500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小崎綾也騎手（2戦1勝）。15頭立ての7番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい11着に敗れた。

5月14日、中3週で迎えた6戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小崎綾也騎手（3戦1勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

4歳（2017年）

3月18日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したバイナリーコードにクビ差届かず2着となった。

4月16日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で城戸義政騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で城戸義政騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って9着に敗れた。

5歳（2018年）

3月24日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から38kg減らして迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で城戸義政騎手（3戦0勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で城戸義政騎手（4戦0勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚が止まってしまい11着に敗れた。

10月14日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は失速してしまい12着に終わった。

10月21日、連闘で迎えた13戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に敗れた。

6歳（2019年）

9月1日、約10か月半の休み明けで迎えた14戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハクサンオダイリに5馬身の差をつけて断然人気に応えた。

9月15日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2八（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のテンエイリリーに9馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

10月1日、中1週で迎えた16戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、ハクサンフウロ賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1八（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（2戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚を見せたが、コウエイスパークルに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

10月27日、中1週で迎えた18戦目は、牝馬限定戦のダイヤモンドリリー賞（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた19戦目は、牝馬限定戦のチョコレートコスモス賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、プルメリアブーケに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

11月26日、中1週で迎えた20戦目は、級スプリント特別（金沢ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田弘治騎手（5戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカルチャーバリューに6馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

12月3日、連闘で迎えた21戦目は、一般B1六（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で藤田弘治騎手（6戦3勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったダークオブザナイトに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

12月18日、中1週で迎えた22戦目は、一般B1六（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で藤田弘治騎手（7戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい6着に敗れた。