グリーンハーバー（2001年生、母シローロビン）

グリーンハーバー（2001年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のグリーンアプローズ（当時7歳）と交配したシローロビンが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は大矢牧場。戦績は、地方17戦5勝2着3回。2003年のゴールドウイング賞(地方重賞)に勝利した他、2003年の中京盃(地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

当歳のとき、大矢牧場から「北海道10月市場サラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、大矢牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」と「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

田部和則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2003年）

6月3日、デビュー戦は竹内仁志騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月10日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹内仁志騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったサマーソレイユからハナ差の2着に甘んじた。

7月9日、中3週で迎えた3戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジI（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月22日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジI（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は竹内仁志騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。4着を確保した。

8月7日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジII（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹内仁志騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のアトミックロックに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月7日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の中京盃（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のバンナボレロに2馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

11月13日、中4週で迎えた7戦目は、2歳地方重賞のゴールドウイング賞（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のミスズテンユウに6馬身の差をつけて優勝

3歳（2004年）

10月27日、約11か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた8戦目は、坂口重政騎手を鞍上に迎えて、一般B11（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったバラシングから1馬身差の2着に敗北した。

11月4日、連闘で迎えた9戦目は、一般B8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

11月25日、中2週で迎えた10戦目は、一般B14（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

4歳（2005年）

1月18日、中7週で迎えた11戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

2月1日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

3月7日、中4週で迎えた13戦目は、一般C1七（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で鷹見浩騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では決め手に欠いて13着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた14戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の一般C1八 C2三（大井ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

4月1日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1七（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、抜け出したアイカワファーストを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

5月10日、中5週で迎えた16戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柏木健宏騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のエマノネガイを半馬身振り切って久しぶりに白星を挙げた。

6月6日、中3週で迎えた17戦目は、おおかみ座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柏木健宏騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るウエノマルオキャンを圧倒的な末脚でクビ差だけ差し切って5勝目を奪取した。