ユアソーラ（2017年生、母ヴィリエルバクル）
Your Sora
2017.01.23
ユアソーラ（2017年1月23日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「君の＋空より。君の空」。毛色は鹿毛。種牡馬のキンシャサノキセキ（当時14歳）と交配したヴィリエルバクルが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2021年の岩槻の人形賞(一般C1三)。
経歴
デビュー前
当歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、ユアストーリーによって4,320万円で落札された。
安田隆行厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2019年）
11月9日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、メイショウホルダーに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。
3歳（2020年）
1月18日、中9週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり12着に敗れた。
1月26日、連闘で迎えた3戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、5着に終わった。
3月21日、中7週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。
4月4日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克駿騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は失速してしまい10着に敗れた。
7月11日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。
8月8日、中3週で迎えた7戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず14着に終わった。
9月17日、中5週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた8戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、リンドウ特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。
10月1日、中1週で迎えた9戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、クールガイ大智特別（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。
12月21日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から19kg減らして迎えた10戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、川島のKJブランドって何??賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を発揮し、3着を確保した。
4歳（2021年）
1月6日、中1週で迎えた11戦目は、ハンデ戦の小寒特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島正太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したブルベアヴェルデを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。
2月1日、中3週で迎えた12戦目は、蝋梅特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で川島正太郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に敗れた。
4月2日、中8週で迎えた13戦目は、幸せを手にするまち「幸手市」賞（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島正太郎騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、4着に終わった。
5月14日、中5週で迎えた14戦目は、岩槻の人形賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川島正太郎騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るサンハンツビルを上がり3位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
6月3日、中2週で迎えた15戦目は、ハンデ戦の月見草特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で川島正太郎騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
10月20日、約4か月半の休養明けで迎えた16戦目は、秋日和特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で川島正太郎騎手（6戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。
11月23日、中4週で迎えた17戦目は、埼玉県畜産会長賞（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で川島正太郎騎手（7戦1勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。
12月20日、中3週で迎えた18戦目は、カトレア特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で川島正太郎騎手（8戦1勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。
5歳（2022年）
1月17日、中3週で迎えた19戦目は、一般C2二三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で川島正太郎騎手（9戦1勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。
1月31日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2一二三（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で川島正太郎騎手（10戦1勝）。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。
6歳（2023年）
3月22日、約14か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた21戦目は、小林捺花騎手を鞍上に迎えて、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。
7歳（2024年）
1月9日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から12kg絞って迎えた22戦目は、福原杏騎手を鞍上に迎えて、ランチタイムチャレンジ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のベニノエンゼルに2馬身の差をつけて休み明け初戦を物にした。
2月21日、中5週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた23戦目は、ランチタイムチャレンジ（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で福原杏騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のユメツクシに2馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。
3月28日、中4週で迎えた24戦目は、一般C3三四（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で福原杏騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。
5月9日、中5週で迎えた25戦目は、蔓薔薇賞（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で福原杏騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。
5月22日、中1週で迎えた26戦目は、ランチタイムチャレンジ（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で福原杏騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取り、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして難なく抜け出し、最後は2着のサンライズテソロに5馬身の差をつけてファンの支持に応えた。
6月19日、中3週で迎えた27戦目は、上尾宿賞（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で福原杏騎手（5戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のスタミナで最後まで息を切らすことなく走り抜いたが、勝ったテットアヴァンセに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。
7月16日、中3週で迎えた28戦目は、一般C3三四（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で福原杏騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。
10月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた29戦目は、山椒賞（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で福原杏騎手（7戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。
10月23日、中1週で迎えた30戦目は、ランチタイムチャレンジ（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で福原杏騎手（8戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のジャポニズムに5馬身の差をつけて順当に勝利した。
11月21日、中3週で迎えた31戦目は、一般C3一（浦和ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で福原杏騎手（9戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。
8歳（2025年）
2月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた32戦目は、一般C3二以下（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で福原杏騎手（10戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。