ジャポニズム（2018年生、母アートラヴァー）

ジャポニズム（2018年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のグランプリボス（当時10歳）と交配したアートラヴァーが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者はアスラン。2021年のエリンジウムオープンで2着に入った他、2021年のキンレンカオープンで3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

2歳のとき、アスランから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、によって円で落札された。

井上孝彦厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2020年）

9月25日、デビュー戦は水野翔騎手を鞍上に据えて、2歳（笠松ダート800m 雨/不良）に出走。馬体重は460kg。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり3着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦の笠松デビュー馬（笠松ダート800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で水野翔騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦の笠松デビュー馬（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で水野翔騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のアクアカレイドに3馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

11月5日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた4戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のペンタス特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンのチャレンジ（4）（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は水野翔騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた6戦目は、高木健騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の雪椿賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったギリニンジョウに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

12月30日、中3週で迎えた7戦目は、2歳戦のシネラリア賞（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は水野翔騎手（4戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のマナラズベリーに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3歳（2021年）

9月9日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた8戦目は、3歳オープンのキンレンカオープン（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた9戦目は、3歳オープンのエリンジウムオープン（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、勝ったスーチャンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

10月7日、中1週で迎えた10戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、一般C24（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のロリポップに6馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

10月27日、中2週で迎えた11戦目は、大菊特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

デビュー前

2歳のとき、アスランから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、によって円で落札された。

後藤佑耶厩舎（笠松）へ入厩。

11月11日、デビュー戦は藤原幹生騎手を鞍上に据えて、せせらぎ賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番ゲートからスタート。出走取消となった。

11月24日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤原幹生騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフェリスダージに6馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

12月15日、中2週で迎えた13戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、オリオン特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた14戦目は、一般C14（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るドンマノアを鬼脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて5勝目をマークした。

4歳（2022年）

1月14日、中1週で迎えた15戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、初茜特別（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、ムーンセレナーデに交わされて1馬身半差の2着となった。

1月28日、中1週で迎えた16戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したソヨギを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

2月10日、中1週で迎えた17戦目は、一般C6（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（3戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、キチロクアユノにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4月13日、中8週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた18戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、ヤエヤマブキ特別（門別ダート1700m 曇/良）に出走。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず3着に敗れた。

4月27日、中1週で迎えた19戦目は、エゾヤマザクラ特別（門別ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず3着に敗れた。

デビュー前

2歳のとき、アスランから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、によって円で落札された。

川島雅人厩舎（北海道）へ入厩。

5月12日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、「とままえメロン」特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての5番ゲートからスタート。出走取消となった。

5月25日、中3週で迎えた20戦目は、タリスマニック賞（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアルマブレイドに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月8日、中1週で迎えた21戦目は、ホークビル賞（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のポアンカレに4馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

6月30日、中2週で迎えた22戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、キセキ賞（門別ダート1800m 曇/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

7月20日、中2週で迎えた23戦目は、アンタレス特別（門別ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（4戦2勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天授の闘志でゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

8月10日、中2週で迎えた24戦目は、チプサンケ特別（門別ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた25戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、アニマルキングダム賞（門別ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

9月21日、中3週で迎えた26戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、伊藤忠エネクスHL北海道特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた27戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、サイアーライン特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

12月12日、中9週で迎えた28戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、KEIRINグランプリ平塚競輪場で開催!（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

5歳（2023年）

1月1日、中2週で迎えた29戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、六座頭賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったローゼンリッターにねじ伏せられて3/4馬身差の2着に敗北した。

6月14日、約5か月半の休み明けで迎えた30戦目は、小林捺花騎手を鞍上に迎えて、ヴェルザンディ賞（川崎ダート2000m 曇/稍重）に出走。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

7月6日、中2週で迎えた31戦目は、アンドロメダ賞（川崎ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

7月27日、中2週で迎えた32戦目は、ヤングジョッキーズシリーズトライアルラウンド川崎第2戦（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

8月23日、中3週で迎えた33戦目は、新原周馬騎手を鞍上に迎えて、2023川崎ジョッキーズカップ第7戦（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが続かず、5着に終わった。

9月13日、中2週で迎えた34戦目は、一般C2三四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

10月13日、中3週で迎えた35戦目は、桜井光輔騎手を鞍上に迎えて、下野賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

11月9日、中3週で迎えた36戦目は、古岡勇樹騎手を鞍上に迎えて、あと7日!第107期騎手候補生募集（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に敗れた。

12月14日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた37戦目は、一般C2六七（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で古岡勇樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい7着に敗れた。

6歳（2024年）

1月4日、中2週で迎えた38戦目は、一般C3三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は新原周馬騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

2月1日、中3週で迎えた39戦目は、一般C3三四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で新原周馬騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

3月15日、中5週で迎えた40戦目は、ピンクペッパー賞（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で新原周馬騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天授の負けじ魂を発揮してゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

4月18日、中4週で迎えた41戦目は、一般C3四五六（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で新原周馬騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。