リワードオーシャン（2004年生、母ヤマノライズ）

リワードオーシャン（2004年2月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のミシル（当時16歳）と交配したヤマノライズが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）山際セントラルスタッド。戦績は、地方40戦6勝2着11回。主な勝ち鞍は2008年の3歳以上B3二。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山際セントラルスタッドから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

大石省三厩舎（西脇）へ入厩。

3歳（2007年）

4月30日、デビュー戦は永島太郎騎手を鞍上に据えて、3歳F5三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月8日、連闘で迎えた2戦目は、3歳F6二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るハートスランプを上がり1位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

5月23日、中1週で迎えた3戦目は、3歳F5二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

7月12日、中6週で迎えた4戦目は、3歳F5一（姫路ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で永島太郎騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったヤマフジサンデーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

8月13日、中4週で迎えた5戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、3歳F4三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして、最後は2着のウェイザシリウスをアタマ差振り切って2勝目を手中に収めた。

9月20日、中4週で迎えた6戦目は、3歳以上D7三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、勝ったマザーフクウンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月4日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上D5二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、ベティデライトに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

10月18日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上D5三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で有馬澄男騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月1日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた9戦目は、3歳以上D4三（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で有馬澄男騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のタイセイゴールドを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

11月21日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上D1三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で有馬澄男騎手（5戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったワカゾノスキーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月5日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上D1三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で有馬澄男騎手（6戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったサクラプレジャーに詰め切れず、約11馬身差の2着に敗北した。

12月19日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上D1一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で有馬澄男騎手（7戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、抜け出したアケボノニセイにクビ差届かず2着に甘んじた。

12月31日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C7一（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で有馬澄男騎手（8戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、抜け出したフロリークインに半馬身届かず2着に敗北した。

4歳（2008年）

1月23日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上C7三（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で有馬澄男騎手（9戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

2月12日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C7三（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で有馬澄男騎手（10戦2勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったアーバニティに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

2月22日、中0週で迎えた16戦目は、4歳以上C7三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で有馬澄男騎手（11戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたギフトラップ決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

3月6日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C7三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で有馬澄男騎手（12戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上D1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で有馬澄男騎手（13戦2勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上D1二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は15戦連続で有馬澄男騎手（14戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、勝ったラガーホノカーを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

4月24日、中1週で迎えた20戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C6二（園田ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のエイトゴーオンを3/4馬身振り切って単勝一倍台の支持に応えた。

5月8日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったワンダーピュアティに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

5月22日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（15戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（16戦2勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のキーポジションに1馬身の差をつけて制した。

6月17日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上B3二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（17戦3勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

7月16日、中3週で迎えた25戦目は、3歳以上B3二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で有馬澄男騎手（18戦3勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた26戦目は、やしろ鴨川の郷特別（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で有馬澄男騎手（19戦3勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

8月12日、中1週で迎えた27戦目は、ほうせんか賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で有馬澄男騎手（20戦3勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

9月9日、中3週で迎えた28戦目は、3歳以上B3二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で有馬澄男騎手（21戦3勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上B3二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で有馬澄男騎手（22戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のフレンチハートをクビ差振り切って6勝目を獲得した。

10月22日、中3週で迎えた30戦目は、3歳以上B2一（園田ダート1230m 雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で有馬澄男騎手（23戦4勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

11月19日、中3週で迎えた31戦目は、椎堂特別（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で有馬澄男騎手（24戦4勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた32戦目は、3歳以上B2一（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で有馬澄男騎手（25戦4勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

12月29日、中3週で迎えた33戦目は、瀬沢宙騎手を鞍上に迎えて、大吟醸龍力米のささやき特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着を確保した。

5歳（2009年）

1月7日、連闘で迎えた34戦目は、兵庫の特産品特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で瀬沢宙騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

1月29日、中2週で迎えた35戦目は、4歳以上B3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で瀬沢宙騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で瀬沢宙騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で瀬沢宙騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

3月10日、中1週で迎えた38戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、すずらん賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

3月19日、連闘で迎えた39戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は瀬沢宙騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

4月2日、中1週で迎えた40戦目は、4歳以上B2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で瀬沢宙騎手（6戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。