スプリングムサシ（2012年生、母スプリングガーベラ）

スプリングムサシ（2012年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋花名」。毛色は鹿毛。種牡馬のジャイアントレッカー（当時10歳）と交配したスプリングガーベラが16歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は（有）様似共栄牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方39戦3勝。主な勝ち鞍は2015年の一般C2四。

経歴

デビュー前

上原博之厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2015年）

2月15日、デビュー戦はF.ベリー騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では見せ場なく16着に終わった。

4月26日、中9週で迎えた2戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた3戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。18頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた4戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

7月6日、中5週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた5戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、3歳C2三（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

7月20日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた6戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、3歳C2二（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の藤沢野焼祭賞（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた8戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の北奥羽ナニャドヤラ賞（盛岡芝1600m 曇/重）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

8月22日、連闘で迎えた9戦目は、本田紀忠騎手を鞍上に迎えて、一般C2十七（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

8月29日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2十六（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で本田紀忠騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2十七（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で本田紀忠騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に終わった。

9月19日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で本田紀忠騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るブラックノヴァを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月26日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で本田紀忠騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた14戦目は、久慈地方産業まつり賞（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で本田紀忠騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

10月18日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で本田紀忠騎手（6戦1勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

10月24日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2五（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で本田紀忠騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

11月1日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で本田紀忠騎手（8戦1勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

11月7日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2六（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で本田紀忠騎手（9戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

11月14日、連闘で迎えた19戦目は、希望郷いわて国体開催記念北上市賞（水沢ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

11月21日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るナロウゲートを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

12月28日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

4歳（2016年）

1月9日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は5戦連続で南郷家全騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

3月21日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた25戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

3月28日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に終わった。

4月3日、連闘で迎えた27戦目は、希望郷いわて国体開催記念金ケ崎町賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2九（水沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

4月24日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

5月2日、連闘で迎えた30戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋悠里騎手（4戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

5月8日、連闘で迎えた31戦目は、清流中津川賞（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で高橋悠里騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

5月15日、連闘で迎えた32戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋悠里騎手（6戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

5月29日、中1週で迎えた33戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

6月5日、連闘で迎えた34戦目は、久慈市琥珀玉作り体験賞（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（7戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

6月12日、連闘で迎えた35戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（8戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（9戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るストライクガールをアタマ差だけ差し切って3勝目を手に入れた。

7月3日、連闘で迎えた37戦目は、千厩夫婦石おいとこ賞（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で高橋悠里騎手（10戦1勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

7月10日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた38戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋悠里騎手（11戦1勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

7月17日、連闘で迎えた39戦目は、増田の二本杉賞（盛岡ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で高橋悠里騎手（12戦1勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた40戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で高橋悠里騎手（13戦1勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた41戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

8月23日、連闘で迎えた42戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（14戦1勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず10着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた43戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（15戦1勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。