リワードグランデ（2004年生、母リワードニンファ）

リワードグランデ（2004年4月15日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋大公（西）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のカリズマティック（当時8歳）と交配したリワードニンファが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）リワード。戦績は、地方22戦12勝2着6回。主な勝ち鞍は2007年の3歳。

経歴

デビュー前

太田進厩舎（小林）へ入厩。

3歳（2007年）

7月13日、デビュー戦は御神本訓史騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。馬体重は507kg。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、インベストホープにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

8月1日、中2週で迎えた2戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るキャストライトを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5歳（2009年）

6月26日、約23か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた3戦目は、笠野雄大騎手を鞍上に迎えて、一般D6（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったアメシストガールにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

10月3日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに27kg増やして迎えた4戦目は、一般E11（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で笠野雄大騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして、最後は2着のフジペガサスを半馬身振り切って単勝一倍台の評価に応えた。

10月16日、中1週で迎えた5戦目は、一般E12（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で笠野雄大騎手（2戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るウエスタンヴァースを途轍もない末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

11月6日、中2週で迎えた6戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、一般E9（高知ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のジャルダンドゥロゼに2馬身の差をつけて4勝目を獲得した。

12月6日、中3週で迎えた7戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般E4（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったカルストントップオに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

12月12日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、南関東LJCC第2戦（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。

12月31日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた9戦目は、ゆく年くる年特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスプマドールに4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

6歳（2010年）

1月12日、中1週で迎えた10戦目は、頑張れ高知競馬特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

2月5日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、一般E4（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（3戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のジャルダンドゥロゼに3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

7月19日、約5か月半の休養明けで迎えた12戦目は、福山・高知連携魚屋万蔵宅シリーズ四戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は永森大智騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のフェアーアスロンに3/4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

8月1日、中1週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた13戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、福山・高知連携魚屋万蔵宅シリーズ十戦（福山ダート1130m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のパートナーラブをアタマ差制して断然の支持に応えた。

8月13日、中1週で迎えた14戦目は、福山・高知連携対潮楼シリーズ一戦（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のナカザルトッキュウに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

8月29日、中1週で迎えた15戦目は、福山・高知連携対潮楼シリーズ八戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田祥嗣騎手（2戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアキノフェザーに1馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

9月26日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、福山・高知連携勝海舟シリーズ十一戦（福山ダート1130m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡田祥嗣騎手（3戦3勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた17戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般C1-5（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、勝ったエーシンレドメーンにねじ伏せられて半馬身差の2着に敗北した。

10月17日、連闘で馬体重を前走から14kg減らして迎えた18戦目は、一般C1ロ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったサンエムテイオーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

10月23日、連闘で迎えた19戦目は、近藤由實誕生日特別（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るセトクラウンを鮮やかな末脚で3/4馬身差し切って人気に違わぬ実力を証明した。

11月6日、中1週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた20戦目は、五台山特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（5戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したネクストスターを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

11月20日、中1週で迎えた21戦目は、紅葉土佐路特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（6戦3勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のエーシンレドメーンに1馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

12月12日、中2週で迎えた22戦目は、勝馬メンコ特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で赤岡修次騎手（7戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。