アキノフェザー（2007年生、母メインキャスター）

アキノフェザー（2007年5月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ボクシングの階級より」。毛色は鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時15歳）と交配したメインキャスターが22歳のときに産んだ13番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は（有）市川牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方21戦10勝2着3回。主な勝ち鞍は2010年の嬉騎手誕生日記念カップ。

経歴

デビュー前

中村均厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

7月12日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は470kg。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた2戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は垂れてしまい14着に終わった。

10月11日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

3歳（2010年）

1月13日、約3か月の休み明けで迎えた4戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の妙見山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり8着に終わった。

1月23日、中0週で迎えた5戦目は、大下智騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

4月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のロングコロナに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月24日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のブラックシリカに8馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

5月9日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松井伸也騎手（2戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のムツミサイレンスに2馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

5月23日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（福山ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で松井伸也騎手（3戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に沈んだ。

6月6日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松井伸也騎手（4戦3勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で松井伸也騎手（5戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で松井伸也騎手（6戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったジブラルタルロックから半馬身差の2着に敗北した。

7月19日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の嬉騎手誕生日記念カップ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で松井伸也騎手（7戦3勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のムツミサイレンスに1馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

8月1日、中1週で迎えた14戦目は、一般C6（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で松井伸也騎手（8戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のナカザルトッキュウに2馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

8月13日、中1週で迎えた15戦目は、一般C5（福山ダート1130m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で松井伸也騎手（9戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に沈んだ。

8月29日、中1週で迎えた16戦目は、福山・高知連携対潮楼シリーズ八戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で松井伸也騎手（10戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったリワードグランデから1馬身半差の2着に敗北した。

9月11日、中1週で迎えた17戦目は、福山・高知連携勝海舟シリーズ三戦（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で松井伸也騎手（11戦5勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月10日、中3週で迎えた18戦目は、一般C4（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で松井伸也騎手（12戦5勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールデンドリームに2馬身の差をつけて6勝目を獲得した。

10月24日、中1週で迎えた19戦目は、一般C4（福山ダート1250m 雨/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で松井伸也騎手（13戦6勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のマンモンに1馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

11月6日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で松井伸也騎手（14戦7勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた21戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、ファンタジスタカップ第1戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。4着に沈んだ。

12月5日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は松井伸也騎手（15戦7勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマキノワールドに7馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

12月25日、中2週で迎えた23戦目は、クリスマス賞（福山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（16戦8勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったグラスグローリーからクビ差の2着となった。

4歳（2011年）

1月9日、中1週で迎えた24戦目は、「午後のカフェとく戦」（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松井伸也騎手（17戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のグラスグローリーに2馬身半の差をつけて9勝目を手中に収めた。

1月30日、中2週で迎えた25戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松井伸也騎手（18戦9勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のハカタアレイオーンに3/4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。