マキノワールド（2006年生、母ラックウイナー）
Makino World
2006.03.09
マキノワールド（2006年3月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋世界」。毛色は鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時16歳）と交配したラックウイナーが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）井高牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、地方47戦3勝2着6回。2009年の鞆の浦賞(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
1歳のとき、目名共同トレーニングセンターから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって630万円で落札された。2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。同年、JRA日本中央競馬会から「千葉サラブレッド・セールサラブレッド2歳」に上場され、島宮萬喜によって567万円で落札された。
土田稔厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2008年）
7月13日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。
7月27日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に終わった。
8月16日、中2週で迎えた3戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1500m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。
8月31日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（札幌芝1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。
12月21日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた5戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。
3歳（2009年）
1月18日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。
2月22日、中4週で迎えた7戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。
3月15日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は木幡初広騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。
4月11日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（3戦0勝）。15頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。
4月26日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた10戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。18頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。最後は失速してしまい14着に終わった。
6月22日、中7週で迎えた11戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。
7月12日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。
7月26日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のユノレベッカをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。
8月9日、中1週で迎えた14戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、一般C5（福山ダート1130m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
8月16日、連闘で迎えた15戦目は、一般C9ニ（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
8月30日、中1週で迎えた16戦目は、一般C4（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。
9月20日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、プチットメールダイゴ杯（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（5戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
9月27日、連闘で迎えた18戦目は、一般C9ロ（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田祥雄騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のミルキーサンデーに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。
10月11日、中1週で迎えた19戦目は、3歳地方重賞の鞆の浦賞（福山ダート2250m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で山田祥雄騎手（7戦2勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアグリヤングから7馬身差の2着となった。
11月1日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2（福山ダート1130m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田祥雄騎手（8戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったグラスグループから2馬身半差の2着となった。
11月15日、中1週で迎えた21戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、ファンタジスタカップ第1戦（福山ダート1250m 曇/重）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
12月5日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（9戦2勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったポルックスダークからクビ差の2着となった。
12月12日、連闘で迎えた23戦目は、一般C1（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（10戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったタグシェイクオンからクビ差の2着に惜敗した。
12月23日、中1週で迎えた24戦目は、クリスマス賞（福山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（11戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
4歳（2010年）
1月10日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田祥雄騎手（12戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。
1月24日、中1週で迎えた26戦目は、一般C4（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田祥雄騎手（13戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。
2月6日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山田祥雄騎手（14戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のラスティーガールに1馬身の差をつけて勝利をモノにする
2月14日、連闘で迎えた28戦目は、一般C3（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で山田祥雄騎手（15戦3勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
3月7日、中2週で迎えた29戦目は、一般C4（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で山田祥雄騎手（16戦3勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。
3月21日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で山田祥雄騎手（17戦3勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。
4月17日、中3週で迎えた31戦目は、一般C3（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で山田祥雄騎手（18戦3勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
4月25日、連闘で迎えた32戦目は、一般C2（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で山田祥雄騎手（19戦3勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。
5月16日、中2週で迎えた33戦目は、ばら祭シリーズ メヌエット（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で山田祥雄騎手（20戦3勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月30日、中1週で迎えた34戦目は、福山・高知連携 明光丸シリーズ五戦（福山ダート1130m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で山田祥雄騎手（21戦3勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。
6月13日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は14戦連続で山田祥雄騎手（22戦3勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。
6月28日、中1週で迎えた36戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、福山・高知連携円福寺シリーズ四戦（福山ダート1250m 晴/重）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。
7月11日、中1週で迎えた37戦目は、福山・高知連携円福寺シリーズ九戦（福山ダート1130m 雨/重）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（23戦3勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。
7月18日、連闘で迎えた38戦目は、めざせレコード かっ跳びチャレンジ（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（24戦3勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
7月31日、中1週で迎えた39戦目は、福山・高知連携 魚屋万蔵宅シリーズ九戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（25戦3勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。
8月13日、中1週で迎えた40戦目は、福山・高知連携対潮楼シリーズ四戦（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田祥雄騎手（26戦3勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。
9月4日、中2週で迎えた41戦目は、一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月12日、連闘で迎えた42戦目は、福山・高知連携 勝海舟シリーズ四戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（27戦3勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。
9月26日、中1週で迎えた43戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、一般C1（福山ダート1250m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。
10月11日、中1週で迎えた44戦目は、一般C1（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。
10月25日、中1週で迎えた45戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、福山・高知競馬連携騎手交流第二十戦（福山ダート1250m 曇/重）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったモナクリュウオーからクビ差の2着となった。
11月6日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた46戦目は、一般C1（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は三村展久騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
11月21日、中1週で迎えた47戦目は、﨏畑雄一郎騎手を鞍上に迎えて、ファンタジスタカップ第1戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
12月5日、中1週で迎えた48戦目は、一般C1（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（28戦3勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったアキノフェザーから7馬身差の2着となった。
12月12日、連闘で迎えた49戦目は、一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（29戦3勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。
12月25日、中1週で迎えた50戦目は、クリスマス賞（福山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（30戦3勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5歳（2011年）
1月9日、中1週で迎えた51戦目は、一般C1（福山ダート1130m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田祥雄騎手（31戦3勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
1月15日、連闘で迎えた52戦目は、一般C1（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田祥雄騎手（32戦3勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。
1月30日、中1週で迎えた53戦目は、一般B6（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田祥雄騎手（33戦3勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。
2月13日、中1週で迎えた54戦目は、一般B6（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山田祥雄騎手（34戦3勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。
2月27日、中1週で迎えた55戦目は、一般B6（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山田祥雄騎手（35戦3勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
3月13日、中1週で迎えた56戦目は、「午後のカフェとく戦」（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山田祥雄騎手（36戦3勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
3月21日、連闘で迎えた57戦目は、「午後のカフェとく戦」（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で山田祥雄騎手（37戦3勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。