ウォーターリリー（2018年生、母エスカナール）
Water Lily
2018.03.20
ウォーターリリー（2018年3月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「睡蓮。花言葉は『信頼』」。毛色は鹿毛。種牡馬のロードカナロア（当時10歳）と交配したエスカナールが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は下河辺牧場。主な勝ち鞍は2022年の一般C3四五六。
経歴
デビュー前
3歳のとき、下河辺牧場から「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、JPN技研によって77万円で落札された。
大竹正博厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2020年）
12月12日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は494kg。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が悪くなり15着に終わった。
3歳（2021年）
2月14日、中8週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。
3月7日、中2週で迎えた3戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、5着を確保した。
3月20日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で亀田温心騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で大外18番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを18番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず16着に終わった。
6月19日、約3か月の休養明けで迎えた5戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。
7月4日、中1週で迎えた6戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。
7月18日、中1週で迎えた7戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。
8月29日、中5週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は亀田温心騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。
4歳（2022年）
1月3日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた9戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、弁才天賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。
2月1日、中3週で迎えた10戦目は、中越琉世騎手を鞍上に迎えて、クリフハンガー賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露し、4着に入り込んだ。
3月3日、中3週で迎えた11戦目は、一般C3四五六（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は増田充宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。
4月7日、中4週で迎えた12戦目は、一般C3四五六（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。
5月19日、中5週で迎えた13戦目は、一般C3四五六（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で増田充宏騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、伸びてきたドルドルエイト決め手に屈してアタマ差の2着となった。
6月16日、中3週で迎えた14戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二三（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。
7月4日、中2週で迎えた15戦目は、一般C3六七（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は増田充宏騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。
8月1日、中3週で迎えた16戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、一般C3六七（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったパワポケロワージに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。
8月29日、中3週で迎えた17戦目は、一般C3四五六（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させて、最後は2着のニットウナナをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。
9月16日、中2週で迎えた18戦目は、一般C3一二三（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野畑凌騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るミナトイチバンを上がり1位タイの末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利をモノにする
10月13日、中3週で迎えた19戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で野畑凌騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。
11月9日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた20戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で野畑凌騎手（4戦2勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。
12月23日、中5週で迎えた21戦目は、室陽一朗騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。
5歳（2023年）
1月13日、中2週で迎えた22戦目は、橋本直哉騎手を鞍上に迎えて、寒桜特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るイエローリボンを上がり2位の末脚で3/4馬身差し切って3勝目をつかんだ。
2月16日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた23戦目は、なまずの里よしかわ賞（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で橋本直哉騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。
3月23日、中4週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた24戦目は、見越彬央騎手を鞍上に迎えて、ランチタイムチャレンジ（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。
4月7日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2七八九（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は橋本直哉騎手（2戦1勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。
4月26日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた26戦目は、さいたま市発祥のさつまいも 紅赤賞（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本直哉騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。
5月16日、中2週で迎えた27戦目は、小田原北条氏誕生500年記念（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で橋本直哉騎手（4戦1勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。
デビュー前
3歳のとき、下河辺牧場から「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、JPN技研によって77万円で落札された。
内野健二厩舎（浦和）へ入厩。
6月15日、中3週で迎えた28戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、泰山木賞（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい14着に終わった。
6月29日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2五（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は橋本直哉騎手（5戦1勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。
7月20日、中2週で迎えた30戦目は、高橋哲也騎手を鞍上に迎えて、ランチタイムチャレンジ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。
8月15日、中3週で迎えた31戦目は、ハンデ戦の浦和ジョッキーズラウンド（2）（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は橋本直哉騎手（6戦1勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。
9月1日、中1週で迎えた32戦目は、ハンデ戦の吉川市の花は サツキ賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は保園翔也騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。
10月20日、中6週で迎えた33戦目は、ランチタイムチャレンジ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は見越彬央騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したランペロニキを差し切れず、1馬身差の2着となった。
11月9日、中2週で迎えた34戦目は、一般C2六七八（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で見越彬央騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。
11月24日、中1週で迎えた35戦目は、ランチタイムチャレンジ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で見越彬央騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。
12月14日、中2週で迎えた36戦目は、一般C2六七（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で見越彬央騎手（4戦0勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。
12月25日、中1週で迎えた37戦目は、ランチタイムチャレンジ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は保園翔也騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したラーズグリーズを差し切れず、2馬身差の2着となった。
6歳（2024年）
1月12日、中2週で迎えた38戦目は、寒桜特別（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は見越彬央騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天賦の負けん性を発揮してゴールまで勇戦したが、4着に終わった。
2月19日、中4週で迎えた39戦目は、春の月特別（浦和ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で見越彬央騎手（6戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のサンラグナニゲルに3馬身の差をつけて4勝目を掴み取った。
3月4日、中1週で迎えた40戦目は、タンポポダッシュ（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で見越彬央騎手（7戦1勝）。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に敗れた。
3月27日、中2週で迎えた41戦目は、牡羊座特別（浦和ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で見越彬央騎手（8戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。
4月18日、中2週で迎えた42戦目は、まるまるひがしにほん賞（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で見越彬央騎手（9戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。