小田原北条氏誕生500年記念

レース展開

アトラクトボイスが一団を引き連れる形、そのすぐ後ろにブルベアマイルが続く

先頭に立ったのはアトラクトボイス。リードを1馬身ほど保って集団を先導。単独の2番手にブルベアマイルが続く。その後ろ、ウインモリオンが3番手の絶好位につける。そのあと、フォルトゥナータは好位に取り付く。先団後ろのポジションにいるのはウォーターリリー。その1馬身後ろ、ディーロジャーは中団やや前。ビュヴォンは中団馬群のちょうど真ん中を追走。オルオルは中団後方の位置取り。続いて、デルマニンフが9番手。フェルカドとエアシャロウは後方4番手に控えて前方各馬をうかがいながらの競馬。後方3番手で腰を据えて折り合いに専念するのはグランハバナブルー。後方2番手の位置でじっと我慢して脚を溜めるのはアグリシュブール。どん尻にビオロンスコッツがいる隊列で最初のコーナーを通過。

小田原北条氏誕生500年記念、デルマニンフが直線入り口で好位集団に並びかけるアグレッシブなレーススタイルで待望の初勝利を挙げる

先頭はアトラクトボイスでリードは1馬身。単独の2番手にウインモリオンが続く。その後ろ、ブルベアマイルとデルマニンフが3番手。1馬身離れて、フォルトゥナータが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手から抜け出したのは1番人気のウインモリオン。そのまま押し切る態勢だったが、好位にいた2番人気のデルマニンフが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。2着には、2番手の位置から矢のような伸びで驀進した1番人気のウインモリオンが続き、2着と3馬身差の3着には、中団前目の位置からキレのいい末脚を披露したオルオルが入った。そこから半馬身遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたフォルトゥナータが入線、さらに1馬身の5着には、逃げ粘ったアトラクトボイスが食い込んだ。