エビスジョウジ（1981年生、母スパニシユホープ）

エビスジョウジ（1981年6月17日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のミルジヨージ（当時6歳）と交配したスパニシユホープが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）久保田牧場。戦績は、中央平地44戦7勝2着12回。1987年の東京新聞杯(G3)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

1歳（1983年）

7月17日、7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月7日、8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったミホノアオバからハナ差の2着となった。

10月9日、15頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。最後は、2着のインターシルクに半馬身の差をつけてトップでゴールインした。

10月29日、17頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンボリルドルフから1馬身3/4差の2着となった。

11月20日、12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったハクバテンリュウから3/4馬身差の2着に敗北した。

12月18日、7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のミホバンドウをハナ差制してトップでゴールへと飛び込んだ。

2歳（1984年）

2月5日、8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月3日、13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサカジャンボから1馬身半差の2着に敗北した。

5月26日、14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月24日、12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着に入った。

10月27日、11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月11日、14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月1日、15頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月15日、18頭立ての2番人気に推されて17番ゲートからスタート。5着に終わった。

3歳（1985年）

1月5日、11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月3日、13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月6日、10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のキクカリュウセイに2馬身の差をつけて勝利を決めた。

8月10日、9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったサクラスワローからハナ差の2着に惜敗した。

9月8日、11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。0着に敗れた。

10月6日、10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったアローローゼットから1馬身差の2着に敗北した。

10月27日、10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のマルゴモンブランに1馬身3/4の差をつけて勝利を掴んだ。

12月14日、11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったジェットストリームから半馬身差の2着に敗北した。

5歳（1986年）

1月18日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の初富士賞（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は坂井千明騎手。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したマルタカストームに3/4馬身届かず2着に敗北した。

2月2日、G3の東京新聞杯（東京芝1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

3月9日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の麗春賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井千明騎手。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のシーナンレディーを半馬身振り切ってトップでゴールを駆け抜けた。

4月5日、5歳以上1400万下の卯月賞（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井千明騎手。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

4月27日、5歳以上1400万下の丹沢特別（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったイクエヒカルに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5月31日、ハンデ戦で5歳以上1400万下のパールステークス（東京芝1600m 晴/不良）に出走。鞍上は坂井千明騎手。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、抜け出したアイランドゴッテスを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

6月22日、5歳以上1400万下の阿武隈特別（福島芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月6日、ハンデG3の七夕賞（福島芝2000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井千明騎手。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

9月6日、4歳以上900万下の習志野特別（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井千明騎手。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したホクテンサファイアに半馬身届かず2着となった。

9月21日、4歳以上900万下の犬吠埼特別（中山芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で坂井千明騎手。5頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったタケデンリーダーに詰め切れず、2馬身差の2着に敗れた。

10月26日、ハンデ戦で4歳以上900万下の紅葉特別（東京芝1600m 晴/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で坂井千明騎手。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月30日、4歳以上900万下（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で坂井千明騎手。19頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、19番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のアサカツービートをハナ差振り切ってトップでゴールへと飛び込んだ。

12月20日、クリスマスステークス（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で坂井千明騎手。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

6歳（1987年）

1月25日、5歳以上900万下の若潮特別（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で坂井千明騎手。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では稲妻の如き末脚を披露したが、3着に終わった。

2月8日、G3の東京新聞杯（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で坂井千明騎手。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のシンボリカールをハナ差振り切って勝利を物にした。

3月7日、マーチステークス（中山芝2200m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は11戦連続で坂井千明騎手。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

11月21日、4歳以上1400万下の霜月賞（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は細川英二騎手。15頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

12月5日、ハンデ戦で4歳以上1400万下の市川ステークス（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は坂井千明騎手。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

12月26日、クリスマスステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

7歳（1988年）

1月16日、5歳以上1400万下の睦月賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井千明騎手。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

5月21日、5歳以上1400万下の府中特別（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井千明騎手。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

7月9日、5歳以上1400万下の安達太良特別（福島芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は細川英二騎手。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。