オレデイイノカ（2018年生、母グレイスフルアート）

経歴

デビュー前

1歳のとき、赤石牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、福島徳佑によって885.6万円で落札された。

2歳（2020年）

10月31日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

11月21日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したスズノナデシコを差し切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

12月20日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したキミワテルを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3歳（2021年）

1月16日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では稲妻の如き末脚を披露したが、3着に終わった。

2月7日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では素晴らしい伸びを見せたが、リワードマレンゴに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

2月28日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で内田博幸騎手（5戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、カフェアヴニールにハナ差交わされて2着に甘んじた。

5月1日、中8週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で内田博幸騎手（6戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、伸びてきたアシタガアルサ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

5月23日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で内田博幸騎手（7戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のラインスプラッシュに1馬身3/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月20日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で内田博幸騎手（8戦1勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮し、3着に入った。

10月16日、約4か月の休み明けで迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で内田博幸騎手（9戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で内田博幸騎手（10戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のブラックパンサーに2馬身の差をつけて制した。

11月27日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上2勝クラス（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で内田博幸騎手（11戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

4歳（2022年）

2月20日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、4歳以上2勝クラスの大島特別（東京ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で内田博幸騎手（12戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、4着に終わった。

4月23日、中8週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた14戦目は、4歳以上2勝クラス（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で内田博幸騎手（13戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

5月14日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上2勝クラスの日吉特別（東京ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は15戦連続で内田博幸騎手（14戦2勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。

10月22日、約5か月半の休養明けで迎えた16戦目は、3歳以上2勝クラス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で内田博幸騎手（15戦2勝）。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

11月19日、中3週で迎えた17戦目は、3歳以上2勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で内田博幸騎手（16戦2勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上2勝クラスのチバテレ杯（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で内田博幸騎手（17戦2勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったベストリーガードに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

5歳（2023年）

1月5日、中3週で迎えた19戦目は、4歳以上2勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で内田博幸騎手（18戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の豊かなスタミナで最後まで息を切らすことなく走り抜いたが、伸びてきたブルーカルセドニー決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

3月4日、中7週で迎えた20戦目は、4歳以上2勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で内田博幸騎手（19戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

4月1日、中3週で迎えた21戦目は、4歳以上2勝クラスの千葉日報杯（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で内田博幸騎手（20戦2勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

6月24日、約3か月の間隔を開けて迎えた22戦目は、3歳以上2勝クラスの清里特別（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は22戦連続で内田博幸騎手（21戦2勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

7月29日、中4週で迎えた23戦目は、3歳以上2勝クラスの麒麟山特別（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は23戦連続で内田博幸騎手（22戦2勝）。15頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

10月1日、中8週で迎えた24戦目は、牝馬限定の3歳以上2勝クラス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は24戦連続で内田博幸騎手（23戦2勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

10月22日、中2週で迎えた25戦目は、3歳以上2勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は25戦連続で内田博幸騎手（24戦2勝）。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のギョウネンを半馬身振り切って久々に美酒を浴びた。

6歳（2024年）

2月4日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、4歳以上3勝クラスの白嶺ステークス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は26戦連続で内田博幸騎手（25戦3勝）。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

4月13日、中9週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた27戦目は、4歳以上3勝クラスの下総ステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は27戦連続で内田博幸騎手（26戦3勝）。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

8月3日、約3か月半の休養明けで迎えた28戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの柳都ステークス（新潟ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は28戦連続で内田博幸騎手（27戦3勝）。15頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

9月22日、中6週で迎えた29戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの内房ステークス（中山ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は29戦連続で内田博幸騎手（28戦3勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。